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芝生の庭があるシンプル&シックな家 江別市/K邸 北渡建設


塀に囲まれた、子供が安全に遊べるセカンドリビングのようなお庭(インナーガーデン)を備えた開放感のある洗練された住まい。子育て中のご夫婦がストレスなく、快適に暮らすための工夫も随所に盛り込まれています。新居で初めての夏を過ごしたKさんに感想を聞いてみました。


目次

アウトドアを楽しむインナーガーデン



サッカーが趣味の30代のご主人と育児休暇中の20代の奥様、元気な5歳と2歳の男の子の4人家族が住むK邸は北西側が道路、北東側が車の通れない散歩道に面した角地に建つ延床面積約43坪の片流れ屋根の家。最近の札幌近郊の住宅としては規模の大きな建物です。

外観は建物と一体化した物置と窓廻りに木を用いたナチュラルモダン。ポーチの角に小さな木や草花を植える花壇スペースが据えられています。
 



通りから見えない敷地の南側には3m近い高さの木の塀に囲まれた芝生のお庭があります。庭に向かってテラスのあるダイニングと窓の大きなリビング、水廻りをL字型に配置。ダイニング、キッチン、ユーティリティの3ヵ所に出入り口を設けています。

「人目が気にならず、バーベキューをするのに最高。建物と塀の間に渡した木の梁にハンギングチェアやブランコが吊るせます。夏は気持ちいいですよ」。ご主人の言うように、お子さまだけでなく、大人も楽しめそう。

「子供が1人で外に出ていく心配もありません。梁に物干し竿を掛ければ、布団やシーツなど大きな物も干せます。ユーティリティに直接、出入り可能で洗濯物の取り込みも楽」。思った以上に用途が広く、使い勝手の良いお庭に奥様も大満足です。
 

お庭が見えるスタイリッシュな居住スペース



お庭に面したスキップフロアのリビング(手前)とダイニング(奥)。「ごちゃごちゃした家にしたくない」というKさんの理想通りの最小限の家具だけを置いたシンプルな大人の空間です。リビングはカーペット敷き、ダイニングはフローリング。

「室内を広く見せるためリビングの床を下げ、天井高を確保しています。床に座っても、椅子に掛けても快適で、なおかつ意匠的な面白さが生まれるよう、床の素材を変えました」。そう語るのはK邸の設計と現場管理を担当した北渡建設の老川晃平さん。



ダイニングの窓際には大人数名が腰掛けられるベンチを設置。ソファを置くよりも室内が広く感じられます。リビングとダイニングの段差もソファがわり。椅子がなくても腰掛ける場所がたくさんあり、みんなが輪になって楽しい時間を過ごせます。



「庭が見える広いリビングのある落ち着いた家を思い描いていました。北渡建設のモデルハウスがまさにそれ。何より老川さんの丁寧な対応に好感が持てました」とご主人。帰りの車の中で「この会社にしよう」と決めていたというほど、その人柄に惚れ込んでいます。

「打ち合わせにも時間をかけていただきました。老川さんがその場でパースを描いて下さったので細かいところまでイメージが掴みやすく、目で見て確認しながらプランニングを進めることが出来ました」。

隠れ家的な癒しの空間「ヌック」



リビングの一角には階段下のスペースを利用した収納付きのヌックがあります。ヌックとは居心地の良い小さな空間のこと。「家族全員の居場所を」という老川さんの提案でシフト勤務の仕事に就いているご主人が体を休めるために設けました。

「休日はここで好きなまんがを読みながら、のんびり。家を見に来た同僚にも好評でした」。窓下に造作したボルドーの背板の本棚がモノトーンの空間に華を添えています。暖房パネルの収め方もお洒落。
 



“奥様の居場所”であるキッチンはシックなチャコールグレーで統一。廊下を挟んで突き当たりにパントリーがあります。
 



ダイニング側にはパソコンデスクがわりに使えるカウンターを設置。パソコンやプリンター、コピー用紙などを収納するワゴンも一緒に造りました。カウンターの下にコンセントがあるのも便利です。

生活動線と美観にこだわったゆとりの水廻り



シューズクロークのある玄関ホールも色味を抑えたコーディネート。正面に見える摺りガラス入りの扉の向こうがダイニングとリビングです。

ホールの右側には家族だけが使う洗面スペースとユーティリティ兼洗濯室、浴室を配置しています。左側には来客用として洗面台がもう1つ。その先にトイレがあります。
 



全身が映る全面鏡張りの扉がついたシューズクローク。お出かけ前の身だしなみチェックはここで。子供にも使いやすく、幼稚園に通う長男のY君もお父さんとお母さんの真似をして身なりを整えるようになりました。
 



シューズクロークとつながったプライベートな洗面スペース。家族はシューズクロークで靴を脱ぎ、ここで手洗いを済ませてからダイニングに入ります。

チャコールグレーの造作洗面台には歯磨き・洗顔用の大きな鏡のほかに、ドレッサーのように椅子に腰掛けて使う奥様専用のメイク用ミラーも。中が収納になっていて化粧品や小物などがスッキリ収まります。
 



大きな鏡を下から覗くと、裏に細長い板が取り付けてあり、ティッシュペーパーのパックを逆さにして引っかけられるようになっています。これなら邪魔になりませんね。
 



洗面スペース隣の洗濯室兼ユーティリティ。老川さんのすすめでご主人のサッカーウェアやシューズ、お子さまの上履きなどを洗うスロップシンクを取り付けました。
 



こちらはホール左側の通路上にある来客用洗面スペース。木の羽目板を部分張りし、ホテルのような落ち着いた雰囲気です。遊び心のある曲線的な洗面ボールと竹集成材を使った鏡は奥様のセレクト。「気に入った洗面ボールがなかなか見つからず、悩みに悩んで決めました」。
 



洗面スペースの向かいには通りに面した窓があり、ここから職場に向かうお父さんに「いってらっしゃい」するのがお子さまたちの日課です。「出勤が遅れそうになる」と言いつつ、嬉しそうなご主人。窓の横に収納式のキーケースと郵便受けが並んでいます。

色違いのクロスが可愛い子供部屋



「もともと子供が3人欲しかった」というKさんご夫妻。2階に子供部屋3室と主寝室、来客用の予備室を確保しています。

3つの子供部屋は色違いのアクセントクロスを使った明るめのコーディネート。アクセントクロスの下に金属板が入っていてマグネットで時間割や写真などが留められます。小さな子供でも手が届きやすいよう、スィッチプレートは低い位置に。
 



窓に沿って間接照明を設置したウォークインクローゼット付きの主寝室。「今はまだダブルベッドとシングルベッドを並べて親子4人で寝ています。予備室のほかに子供部屋も空いているので旭川に住む私の家族や友達が遊びに来ても泊まるところがいっぱい(奥様)」。

広いおうちでアクティブな暮らし



2020年3月の入居から約半年。Kさんご夫妻に住み心地を聞くと「ヒアリングシートに書き込んだ要望がほぼ叶えられた100点満点の家」という答えが返ってきました。

「以前のアパートはリビングが狭いうえ、音の問題もあり、制約の多い生活を強いられていました。新居に移ってからは大人も子供ものびのび。今年は庭でプール遊びをしました」。楽しげに夏の思い出を語る奥様。ご主人も「早く家に帰りたくなる」といいます。

お子さまたちもリビングでボール投げをしたり、思い切り走り回ったりしても平気な今のおうちがお気に入り。次男のC君は大好きな老川さんと会えたのが嬉しくて、はしゃぎながらキッチンの周りを全力疾走しています。

新しい家に引っ越した後、待望の3人目のお子さまをさずかったKさんご夫妻。いっそう賑やかになりそうですね。
 

記者の目



実用的な芝生の庭と居住空間とのつながりを重視したホテルライクな住まい。北渡建設の提案力が光る生活動線に配慮したデザイン性の高い水廻り・収納のプランも魅力的でした。デッドスペースを活かした「ヌック」も限られた空間を無駄なく使い切る手法として注目したいアイディアです。

2020年11月現在の情報です。詳細は各社公式サイト・電話等でご確認ください。

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