Story 取材記事

家族の夢を描くキャンバスのようなホワイトインテリアの家/アシストホーム


Kさんはご夫婦とお子さん2人の4人家族。新しい家でどのような生活を始めたのでしょうか。入居してまだ2カ月の新居にお邪魔させてもらいました。

家の雰囲気も、担当者との相性も良かった

通勤に便利な賃貸マンションで生活していたKさんファミリー。お子さんが成長するにつれ手狭になったことから、マイホームを考え始めました。まず、土地を探していたところ、運良く奥さまの実家の近くの売地を発見。工務店数社にプランを依頼し、アシストホームに決めました。インスタグラムで見て惹かれたアシストホームに、見学会の申し込みをしたのは奥さま。そのとき対応したのが、営業マネージャー兼インテリアコーディネーターの清水未来さんでした。

「ナチュラルでシンプルな家の雰囲気も好みでしたし、担当の清水さんがとても話しやすかったんです。担当者さんとの相性もすごく大事だと思います」(ご主人)。

重視したのは機能性、家事が楽なこと!

共働きのKさんご夫婦。効率良く家事ができるよう機能性を重視しました。



23帖のLDKリビングが一直線に配されています。ご主人の希望でリビングは梁を現しにして天井高を拡張しました。



床はオークの突き板フロア。ナチュラルカラーの幅広タイプで、奥行きがのびやかに広く見えます。
掃き出し窓の外にはテラスがあり、人工芝の庭につながります。



リビングクロークは広めに確保し、ハンガーパイプのほかに可動棚を設け、ランドセルやオモチャはもちろん、クリスマスツリーやお雛さまなど、季節の飾りものも収納できるようにしました。
「帰宅してすぐに着替えて家事ができるようにしたかった」と奥さま。確かにこれなら着替えのために、2階に上がる必要がありません。



ダイニングは一面、マグネットウォールにして、子どもたちの描いた絵や工作を気軽に飾れるようにしました。子どもたちの作品ギャラリー、ステキですね。



階段下には掃除機や洋裁道具をおさめる収納のほかに、アシストホームからの提案で、子どもの隠れ家スペースも設けました。三角の下がり壁が、まるで『トムとジェリー』に出てくるジェリーのおうちみたい。ちんまりと中に入って遊びます。



キッチンは通路の幅を広めに確保しました。夫婦で一緒に料理をしても、これならストレスなくすれ違うことができます。奥さまは特に、写真左側のカウンターのフリースペースがお気に入り。「買ってきた食材をどさっと置いたり、スマホの充電をしたり、書類を広げたりと、とにかく便利です」。



冷蔵庫をキッチンの奥に置かず、パントリーの横の壁に埋め込むようにしたのは、「ママ取って」ではなく、子どもたちが自分で必要なものを取り出せるようにしたかったから。ぴったりな置き場所をアシストホームが提案してくれました。



高窓から光が差し込む明るい玄関には、大きな玄関クロークを設け、靴の収納棚も豊富に用意しました。



アシストホームはもともと造作洗面台が標準仕様。タイルを選び、鏡の下だけではなく、水はねの気になる両サイドにも貼ってもらいました。



洗面台横の可動棚にはピッタリサイズの収納ケースが。ポケットティッシュやハンカチのほか、奥さまのアクセサリーや化粧品一式が、入っているそうです。置き場所が定まりづらいアクセサリー類は、鏡で身支度後のチェックもできるので、確かに洗面台のそばがベストかもしれません。



シンプル・イズ・ベストな脱衣室。パジャマやタオル、下着類はすべてここにセットしました。

イージーオーダー注文住宅ILOの魅力

Kさんご夫婦が選択したのは、アシストホームのイージーオーダー注文住宅ILO(イーロ)です。
同社の清水さんはおすすめした理由をこう話します。

「土地を決める上で、ある程度、建築費の総額を想定しておきたいとのことでしたので、坪単価で概算が分かるILOをご提案しました」。

間取りは自由で断熱性能もアシストホームの注文住宅と同じ。設備や仕様をあらかじめ決まった範囲から選ぶスタイルです。

「仕事も子育てもあって時間が限られているので、一から考えるのではなく、選んでいくスタイルは楽しいし、ありがたかったですね」と奥さま。
ご主人も「ガチガチな感じじゃなくて、こだわりたい部分はオプションで柔軟に対応してもらえるのも良かった」と同意します。



たとえば標準仕様では水回りはLIXILですが、奥さまが選んだのはタカラスタンダードのキッチンでした。「グレージュの面材の色が良かったんです」。ほかにも、リビング入口をハイドアにするなど、さまざまなオプションを付け加えて理想形を追求しました。



「1階にファミリークローゼットがほしいとか、リビングの横にもうひと部屋ほしいとか、いろいろ希望はありましたが、リビングクロークで代用できたり、リビングを広く確保したほうが良いなど、何が必要で、何が削れるかを明確にしていきました」(奥さま)。

エアコンひとつで全館空調、YUCACOシステムとは

イージーオーダー注文住宅ILOはエアコン1台で全館空調するYUCACO(ユカコ)システムを採用していることも特徴です。



2階にある空調室にはエアコン(上)とDCファンが並び、エアコンで冷暖房した空気と外気を合わせて、DCファンで全室に供給します。ファンで送られた空気は家中に拡散され、気流を感じないほどのやわらかな環境になるのが特徴です。
ご主人は当初、エアコン1台で大丈夫か懐疑的だったそうですが、実際に暮らしてみて快適さを実感しているとか。

「暑くもなく寒くもなく、家中どこにいても温度が変わらないので、すごくいいです」と大絶賛です。

「各部屋に冷暖房機をつける必要がないので、家具の配置が自由にできます。温度や湿度、空調ガラリからの風量なども調整できます。エアコンの冷気が肌に直接当たることもないので、心地良いですよ」と、清水さんも太鼓判を押します。



「電気代については建てる前に別のお宅の例を教えてもらったのですが、実際は思ったより少なくて。賃貸マンションの時より少し上がった程度。これなら冬も大丈夫そう」と、奥さまも納得の様子でした。

家のベースはシンプルに、インテリアで遊びたい

機能性を最優先に、シンプルなデザインを目指したKさんの住まい。その理由を奥さまはこう話します。
「インテリアもトレンドがあるので、その時の流行を取り入れやすいように、ベースはシンプルにしたいと思っていました。だからアクセントクロスもトイレや寝室、子ども部屋だけにして、ほかはホワイト一択に。キッチンや階段手すりもマットなグレージュで揃えました」。



確かに今は真っ白なキャンバスのよう。これから壁に絵を飾ったり、季節のインテリア小物を選んだりしながら、マイホームをゆっくりと育てていくつもりです。

「私たちはたぶん慎重派で、何でもすぐに買えない。でも買ったらずっと大切にするんです。だから少しずつお気に入りを増やしていこうと思っています」(奥さま)。



引っ越して以来、子どもたちは元気いっぱい。家の中でも外でも駆け回って遊んでいます。これから庭でのプール遊び、BBQ、花火、家庭菜園…楽しいことがいっぱい待っているはず。白いキャンバスもカラフルに染められていくことでしょう。



記者の目

「忘れ物をしないよう、前日に荷物を用意しておきたいから玄関にベンチがほしい」
「アクセサリーやハンカチなど身支度は1階だけで完結させたい」
奥さまは図面を見ながら生活スタイルをとことんシミュレーションして細かな要望を伝えたそうです。
見た目以上に大切なのは使いやすさ。後悔のない家づくりのポイントは、動線計画や収納スペースの配置なのかもしれません。

写真:studio.samedi(スタジオサムディ)川村 一之


2025年09月現在の情報です。詳細は各社公式サイト・電話等でご確認ください。

アシストホーム(株式会社アシスト企画)の取材記事