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カウンター付キッチンや昭和木材オリジナル家具が主役の家 旭川市S邸


旭川市のSさんファミリーはご夫婦と小学生の娘さん2人の4人家族。2匹の愛猫も一緒に2025年夏に完成したマイホームで暮らしています。設計・施工したのは同年6月、東川町に本社を移転した昭和木材。ご夫婦に昭和木材との家づくりについてお話をうかがいます。

昭和木材で建てた会社の同僚宅に遊びに行って施工依頼を即決!


外壁にはアイジー工業のSP-ガルスクエアをメインで使用。今、人気のカラーなのだそう


ご主人の転勤によって旭川を離れていたSさん一家。マイホーム新築を検討し始めたのは、再び旭川に戻って来たタイミングだったそう。


玄関ポーチは色違いのホワイトのガルバ壁に。羽目板を貼った天井と木目調の断熱ドアが柔らかさをプラス


Sさん 戻ってきてしばらくはこの近くの戸建て住宅を借りて住んでいました。子どもたちも小学校に上がり、そろそろマイホームを建てたいと思い、施工会社を探しました。


Sさん宅のリビング。M邸でも採用されていた吹き抜けのさらし階段がフォーカスポイントになっている


奥さま 昭和木材さんで家を建てた主人の同僚・Mさんの家に遊びに行く機会があって、無垢床や木の風合い、オシャレなデザイン、暮らしやすい間取りがとても気に入り、Mさんに紹介してもらったのがご縁です。

Mさんのお宅はiezoomでも紹介しています。 記事はこちら

家族が自然に集まるダイニング・キッチン



奥さまが一番こだわったのが、横並びに配置したダイニング・キッチン。キッチンの対面には昭和木材で面材を選んだタモ材のカウンターテーブルも備えています。



このカウンターはお子さんたちがスタディスペースとして重宝しているそう。奥行きが60㎝あり、ノートPCを置いても、さらに手前で作業ができるサイズにしています。ご主人がお酒を楽しむ場所にもなっているそう。



ダイニングテーブルのセットも昭和木材のオリジナル。こちらもタモ材でできています。先ほどのカウンターとこのテーブルは高さを揃えて造っているので、空間が、より統一感のある印象になっています。天板は昭和木材のショールーム棟に行き、数ある中から選んだ一枚です。

奥さま 以前はダイニングテーブルで宿題をしていたので、食事の時間になるとノートや消しゴムのカスを片付けるのがひと手間でしたが、それも無くなって嬉しいです。横並びの配置だから、食事の配膳もスムーズになりました。



キッチンはLIXIL(リクシル)のノクトシリーズ。収納力のある背面収納も備えています。面材カラーはホワイトや木目にぴったりなオリーブグレーを採用しました。



冷蔵庫の奥には保冷庫も希望しました。この保冷庫は、キッチンからユーティリティーに抜けられる通路に面していて、キッチンはカウンターも含めて回遊できる造りになっています。

来客が通らない通路の壁面は、マグネットボードを貼って家族の掲示板として活用中です。

直線配置の水回りとウォークスルークローゼットでつながる主寝室

キッチンに加え、もう1つ、奥さまがこだわったのが水回りと収納の動線でした。



キッチンの向かい側には主寝室があります。向かって左手のルーバーの奥がユーティリティーです。



広々とした洗面化粧室と脱衣洗濯室・浴室が直線でつながるユーティリティー。



ユーティリティーはファミリークローゼットにもつながっていて、家事動線に優れた造りです。



主寝室から見たファミリークローゼット。着替えを済ませたらユーティリティーにそのまま通り抜けできるので、忙しい朝の身支度もストレスフリーです。

愛猫とのゆとりある暮らしを満喫中



1階はLDKと水回りのほか、さきほどの主寝室と、リビングにも予備室を備えています。写真のソファー背面に位置するこの部屋は、現在2匹の猫ちゃんたちのスペースとして使っています。


こちらは御年20歳のボタンちゃん。取材陣にも近寄ってきて元気な姿を見せてくれた


部屋の中は高齢になった2匹がゆっくり休める専用スペースになっていて、ゲージを外して出入りするスタイルです。


こちらは14歳のコウメちゃん


奥さま 昭和木材さんオリジナルの無垢床が気に入っていますが、おばあちゃん猫たちが粗相をしてしまうことが多く、この部屋を使うようになりました。猫たちも好きな時に出てきて、休みたい時に部屋に戻れるので、快適な様子です。

昭和木材の家。住んでみての感想は?



Sさん 今年の9月に入居しましたが、12月に入った今、寒いと感じることが無く、断熱がしっかりしていることを実感しています。今はキッチン前のカウンターに座って窓際の階段を眺めるのがお気に入りです。

奥さま キッチンや水回りなど、デザインも使いやすさも気に入っています。実際に暮らしてみると、暖かさなど室内環境の良さ、性能の良さを実感しています。家族も猫たちも、のびのび過ごせて、とても満足しています。

記者の目


家族がキッチンに自然と集まるSさんの家。2階に個室がある娘さんたちも、1階で過ごすことが多いそう


東川町・本社ショールームの一角。ケヤキ材を使った「KOVA」の展示ブース


取材にうかがい改めて感じたのは、昭和木材が木を扱う総合材木会社であるということの魅力でした。構造材から内装、造作家具まで、住宅丸ごと一棟を、自社で管理した質の高い木材で仕上げられる会社は、全国的に見てもそう多くはありません。


耳付きの状態で世界各地から取り寄せた一枚板が展示されている


テーブルの天板は東川町の本社・ショールーム棟で何枚も展示されている中から選ぶことが出来ます。住宅事業部の事務所もあるので、家づくりの相談も可能です。興味のある方は予約の上、ショールームを訪れてみてはいかがでしょう。

・本社ショールーム棟の紹介はこちらから
・公開中のモデルハウス「ひじり野スタイル」の詳細はこちらから

写真 ホシノ映像舎 岩崎大
記事 iezoom編集部 松下綾


2025年12月現在の情報です。詳細は各社公式サイト・電話等でご確認ください。

昭和木材株式会社 住宅事業部の取材記事