北一タカハシ建設(札幌市高橋一彦社長)は和風住宅と社寺建築を主体とする工務店。
品質も意匠も和の本物素材を愛するご家族が、北一タカハシ建設の家づくりに惚れ込み、こだわりの和の住まいを実現しました。
お寺の梁材を玄関の上がりかまちに再利用!
モダン系や輸入住宅風の家が立ち並ぶ現代の日本において、北一タカハシ建設の和風住宅は、和の落ち着きと、威厳を感じさせます。今回取材に訪れたT邸も、和の趣が通りがかる人たちの視線を集めていました。
ひさしの大きな和風の屋根の下には上下にスライドする格子入りの窓、そして道南杉でアクセントが付けられた外壁。玄関周りはシックな印象でまとめられています。玄関に入ると上がりかまちにはお寺の梁を削り落としたナラ材が重厚感を示しています。寺社建築も行っている北一タカハシ建設が建てる住宅では、購入すれば相当の額になるであろう一級品の古材が再利用されることがあり、新築住宅にもかかわらず素材が放つ歴史の重みを和の住まいにもたらしています。手すりは杉の磨き丸太。見た目の素材感も魅力ですが、つかむと節が手に馴染み、身体をしっかり支えてくれます。
和の気配りが随所に
リビングの壁は、有害な揮発性物質を含まない自然素材を使った織物壁紙が使われており、新築住宅特有のにおいがしません。またビニールクロスは室内照明を反射してしまうことがありますが、室内照明を付けてもテカらない材質のため、目にやさしく落ち着く印象でした。キッチンは、メーカー製のシステムキッチンでは予算をオーバーしてしまうので、既製品の建具を、北一タカハシ建設の宮大工が加工して、価格を抑えて機能十分のキッチンに仕上げました。ケヤキで造られた神棚も宮大工の作品で、オーナーへのプレゼントとして制作されました。和室は同社の得意分野。基本に忠実に、しかし障子に浮かび上がる柄や、自然光が当たると光る素材のふすま、天井は竹を編んだ竹網代が使われるなどさりげないデザインが随所に施されています。障子はリビングと和室を適度に隔てており、障子を開放すると一階全体が一体となる大空間ができるという意味でも使いやすいプランニングになっています。リビングの室内照明はステンドグラスを加工しているものや、造作の重厚感のあるドアなど見所も満載です。
性能面では、気密性能が隙間相当面積(C値)で0.4(cm2/m2)、断熱性能が熱損失係数(Q値)で1.3(w/㎡k)と性能面でも特筆できる内容となっています。
奥様も家族も、子どものお友達も感激の住まい
以下はオーナーTさんの夫妻の声です。5年ほどまえから我が家を建てたいと考えていましたが、住宅会社のモデルハウスを見学に行くと、化学物質の影響か、息苦しくなり、頭も痛くなるという状態になったり、実際に見積もりを依頼してみると予算をオーバーするなど、なかなかお気に入りの住宅会社を見つけることができない状況でした。ところが知人の紹介で北一タカハシ建設を知り、さっそく見学したのが「宮大工が作る大正ロマン風住宅/札幌市・Kさん」の住宅でした。
記事→/20090928155047.html
私と母は玄関の雰囲気に感激、和のしつらえにも心を奪われてしまいました。高橋社長と住宅プラン、断熱性能など様々な話を進めていくうちに、予算内に収まる家造りが実現できることがわかりました。
工事中は朝も夜も現場を見に行きました。まず大工さんたちの仕事ぶりに感激しました。棟梁の真鍋さんが若い大工さんたちを指導しながら、何よりも兄弟のように信頼関係を持って仕事をしているのが好印象でした。現場入りするその他の専門職の職人さんたちも含め、皆さんが現場を常に綺麗に管理してくれていましたし、施主の気持ちになって色々な提案もしてくれました。現場をみに行くことが楽しくて仕方ありませんでした。
予算を切り詰めたいということもあって、高橋社長はメーカーから格安で布を調達してくれて、母がミシンでカーテンを造ったりいろいろな気配りをしてくれたことも楽しい思い出です。竣工引き渡し後は、子どもが友だちを家に連れてくるようになりました。木の香りと和風住宅の雰囲気に、子ども達は普通の家にはない何か特別なものを感じているようです。
喜んでくれたのは母も同じです。蕎麦屋を経営し、長年こだわりの蕎麦を作り続けてきた母が北一タカハシ建設さんで建てた我が家を『一生ものの本物の家』と褒めてくれました。また祖母も新築なのに「懐かしい」「落ち着く」と言ってくれますし、喜んで遊びに来てくれます。夫もテラスでくつろいだり、庭で家庭菜園をやろうかなと話しています。
友人知人が自然に集まってくつろいでくれる家になり、本当に満足です。
記者の目
高橋一彦社長が「大手ハウスメーカーで今回の予算の範囲内で建てたら、きっとここまでのこだわりは実現できないはず。3人のお子様とご夫婦の要望を伺い、そしてお蕎麦屋さんを経営するお母様なら和の良さを分かっていただけると思い、当社の力を注ぎ込んだ住宅ができました」と話す通り、和の魅力を家全体から感じるような住まいでした。素材、そして日本の伝統的な住まいから伝わってくるメッセージを受け取りながら暮らす。我が家を建てる前に、一度北一タカハシ建設の住まいづくりを見て見ることをお勧めします。2011年04月現在の情報です。詳細は各社公式サイト・電話等でご確認ください。