Story 取材記事

三州瓦やこだわりの和室。家族の思い出も受け継ぐ家 札幌市南区・Aさん

白と黒で重厚な雰囲気の外観。ガレージも造作です
白と黒で重厚な雰囲気の外観。ガレージも造作です
まるで料亭のような、和のテイスト満点の玄関ポーチ
まるで料亭のような、和のテイスト満点の玄関ポーチ
最新式のアイランドキッチンとリビング。照明器具は、キッチンは奥様、リビングはご主人が選んだもの
最新式のアイランドキッチンとリビング。照明器具は、キッチンは奥様、リビングはご主人が選んだもの
美しい地模様が入ったすりガラス。北一タカハシ建設のストック品から
美しい地模様が入ったすりガラス。北一タカハシ建設のストック品から
洗面台のボウルは、北一タカハシ建設のストックにあった輸入品
洗面台のボウルは、北一タカハシ建設のストックにあった輸入品
キッチン側から見た和洋折衷のリビング。全体がよく見渡せます
キッチン側から見た和洋折衷のリビング。全体がよく見渡せます
八角形の大きな大黒柱。家では珍しいが、お寺などではよく見られるそう
八角形の大きな大黒柱。家では珍しいが、お寺などではよく見られるそう
書院造りの和室。床の間の赤は「派手?」と思ったそうですが、出来上がってみるとしっくりきたそう
書院造りの和室。床の間の赤は「派手?」と思ったそうですが、出来上がってみるとしっくりきたそう
付け書院には雪見障子。全体に日が入って明るい和室です
付け書院には雪見障子。全体に日が入って明るい和室です
玄関の手作りの建具も細かい部分にこだわりが感じられます
玄関の手作りの建具も細かい部分にこだわりが感じられます

 宮大工の建てる和の住宅。随所にオーナーと北一タカハシ建設の高橋社長、そして棟梁のこだわりが詰まった住まいです。

思い出の家が生まれ変わった

ご夫婦ともうすぐ小学生になるお子さんで暮らすAさん邸は、奥様の実家を建て替え・新築したお宅です。

白と黒を基調とした重厚感のある外観。化粧玉石が敷かれ、和風の玄関灯が下がった長い玄関ポーチに、どんなお家だろうかと期待も高まります。

中に入ると、まず開放感のあるオープンキッチンとリビング。リビングにいる人と話もできる近代的なアイランド形のキッチンとフローリングは洋風ですが、こげ茶色の梁や模様の入った窓が和の雰囲気を添え、大正時代のモダンな住宅のようです。

そして奥は、付け書院と床の間がある本格的な和室。付け書院の窓には雪見障子が付けられています。日がよく当たって明るい縁側もあります。

「建て替える前の家では、お正月には和室で親戚が集まって宴会。夏には縁側から外に出て、焼肉をしていました。新しい家にも、みんなで過ごせる和室が欲しいと思い、似たような間取りで、よく日が当たる和室を作ってもらったんです」。

思い出の詰まった前の家が生まれ変わったかのような和室に、以前の家を解体した時には寂しそうだったご両親も喜んでいるとか。息子さんも、畳の上をころころと転がって気持ち良さそう。

リビングと和室の間には、棟梁の提案で八角形の大きな大黒柱が...。家全体に木をふんだんに使い、見た目にも温かさを感じさせます。

階段から2階にかけては、大きな窓で光を取り入れており、明るい2階のホールは、家じゅういろいろなところで仕事をするというご主人が一番よく使う仕事場になっているとか。

宮大工が作ってくれる家に感激!

以前住んでいた家は、奥様のご両親が中古で購入した築40年くらいの大きな家でした。その寒さをどうにかしたいと思い、当初はリフォームを考えていたそうです。

しかし、リフォーム会社数社から見積をとったところ、この築年数の家に暖かくするリフォームを施すなら、新しく建てるのと同じくらいのコストがかかることが判明。

そこで、Aさん一家の計画は新築へとシフトしました。

決まったプランのあるハウスメーカーで家を建てた知人が、細かいところを思ったように作れなかったと不満を抱いていたことから、「大工さんがいる会社」を雑誌を見て調べ、資料請求をしました。その中で、最も反応が早かったのが北一タカハシ建設だったと言います。

さらに、高橋一彦社長から話を聞き、寺社の建設を手掛ける宮大工が家づくりをすることや、高い住宅性能へのこだわりに納得できたと言います。

「本格的な日本間を作れる会社は少ないのが実状ですが、私たちは以前住んでいた家のイメージが強く、和室が欲しかった。それに、宮大工が作ってくれるなんてすごい!と二人とも感激しました」とご主人。

断熱性能などの疑問にも詳しく回答

また、暖かい家を希望していたご夫婦が断熱や換気システムについて質問すると、わかりやすく説明してくれたことにも好感が持てたと言います。

ご夫婦の希望は、和洋折衷、自然の素材を使うこと、前の家と違和感なく過ごせること。そして、暖かさでした。高橋社長はさらに次々に、考えていた以上のものを提案してくれたそうです。

また、屋根裏と壁に施された遮熱シートと壁の断熱材で、冬は暖かく、夏は涼しく過ごせる家になりました。屋根は、北海道では極めて珍しく、雪に強い愛知県産の三州瓦。風格が漂います。太陽光パネルも設置する予定です。

「宮大工の施工というと、高いイメージがしますが、北一タカハシ建設さんは『この値段でこんなにやってくれるのか』と思うほどでした」と奥様。価格面でも満足できたようです。

記者の目

我が家の良さをそのままに、温かく快適な住まいが実現できました。家づくりへの情熱あふれる高橋社長やオーナーのアイデアが随所に詰まったお家です。年に数回、見学会も開いているので気になる方はぜひ!

2012年02月現在の情報です。詳細は各社公式サイト・電話等でご確認ください。

株式会社北一タカハシ建設の取材記事