前編は、奥さまがご自宅で離乳食の教室を開くための家づくりをご紹介しました。
前編 おうちサロンのできる家づくり 離乳食・幼児食の園田奈緒先生のご自宅/旭川・アーケン
後編は、ご主人が趣味を満喫するためのガレージと、水槽についてご紹介します。
皆さん。男性の趣味は、家の中に収まらないものが多いということにお気づきですか?
日本ではガレージは、車やバイクを収納する車庫、という定義かもしれませんが、ガレージライフの本場アメリカでは、車をしまうだけではなく、車を整備したり、日曜大工の工具を置いて作業する作業場、さらには趣味を心置きなく楽しむ秘密基地的な意味あいもあるそうです。
カルフォルニア系デザインのガレージが欲しかったご主人。アーケンの藤原社長に相談し、旭川の積雪荷重にも耐える、しかもデザインの良いガレージを購入しました。
スノーボードやスキーなどのアウトドア用品は壁に設置、保管できます。
電動工具なども綺麗に収納されています。
自転車やキャンプ用品も壁に掛けられます。そしてこのガレージの奥には部屋があります。
ガレージ内部に、木造で小屋を作ったのです。好きなスポーツのグッズなども並ぶお気に入りの空間です。
ご主人は、以前は住宅や一般建築の断熱工事を行う職人さん。今は各家庭のハウスクリーニングや水回りメンテナンス、庭の手入れ、引っ越しサポート、害虫駆除など、住まいの困り事を解決する会社で店長をされています。仕事でも趣味でも、ものづくりや整備が好きで、このガレージは、それを満喫できる空間なのです。
ダイニングにはこんな大きな熱帯魚水槽もありました。下の扉には濾過を行うフィルター。上の扉には水槽を照らす照明などが入っています。配線や部品、餌やメンテナンス用品などは全て扉の中に収納されているので、綺麗に片付き、水槽自体がインテリアになりました。
特に注目いただきたいのは、ダイニング側から水槽を通して、奥のリビングの様子が見えることです。奥行きの浅いスリム水槽で、水槽内の流木や植物なども奥が見やすいようにシンプルに配置されています。
逆にリビング側からも水槽を通してダイニングが覗けます。ちなみに筆者:栗原の場合は、自宅リビングに水槽を設置していますが、水槽は配線や備品も含め場所を取り、水替えとかメンテナンスで周囲に水はねを起こし、綺麗に管理しないと見栄えが悪化し、音の問題も多少あるということで、いろいろ家族に気を使います。家庭によっては、リビングに水槽を置くことを禁止され、ご主人の部屋に、というケースもあります。
この水槽は、ご主人とアーケンの藤原社長がサイズや器具、育てる魚なども含めて検討を重ね、インテリア的にも美しい、家族のストレスにもならない素敵な水槽でした。
こちらはリビング。ママたちが離乳食を勉強しているときに、子どもたちはこちらで遊んでいることも。
室内の壁はほぼ白を基調としていますが、1面だけ変化を付けると良いアクセントになります。この壁は石壁のようにも見えますが・・・
石壁を施工するとかなりコストアップになります。ダイニングや水槽、ガレージなどに予算を確保するためにも、ここは実は石壁風のクロスを採用しています。でも本物そっくり。
最後に、家づくりのプロセスを伺います。
家を建てるきっかけは?
ご主人 以前は実家で暮らしていました。でも子どもが生まれて子育て環境を整えたかったのと、妻が在宅で仕事をしたいという希望を持っていたこと、私も水槽やガレージライフを楽しみたいということで新築に踏み切りました。
アーケンとの出会いは?
ご主人 私は以前、断熱工事の職人だったので、旭川圏のいろんなハウスメーカーの現場を実際に見てきたんです。現場の施工レベルなどを知っているので、そこらへんがいい加減な住宅会社には頼みたくないと思っていました。知り合いの職人さんに、良い住宅会社はないか聞くと、アーケンの名前がすぐに出てきました。
私たちの場合、妻が在宅で仕事をすることで、家づくりはそこを踏まえた工夫をして欲しいこと。私のガレージや水槽など、独自の要望もあったので、そういった要望をしっかり聞いてくれるアーケンさんはベストの住宅会社でした。他社の見積もりや提案などは受けませんでした。
プランづくりは?
奥さま 教室やガレージなどは要望としてありましたが、家そのものに具体的なイメージがなくて、どうしたらよいかもよく分かりませんでした。そのためアーケンの藤原社長が様々なプラン提案をしてくれました。その提案を元に詳細の打合せをしました。
ご主人 本当にこちらの要望を叶えてくれます。やりたいことはいっぱいあったので、予算との兼ね合いも含め、譲れないものを1年かけて打合せをさせていただき、プランを固めました。
ご主人 藤原社長の提案力と人柄の良さがとても印象に残っています。私たちの都合や趣味などを第1に考えて家をプランしてくれます。住宅会社としての価値観を押しつけることがないので、家で実現したいことがある人は特にオススメです。
最後に一言
ご主人 施工現場も興味を持って見ましたが、大工さんが一生懸命仕事をしてくれていました。着工後に追加で要望を伝えても親身になって対応してくれました。
着工前に関わる大工さんと顔合わせの機会を作ってくれたり、オープンハウスの際も、私たちとアーケンさんで、ピザを振る舞ったり、楽しい思いがいっぱいあります。私は日曜大工も好きなので、この家にもちょっと手を加えるかもしれません。楽しみです。
前編 おうちサロンのできる家づくり 離乳食・幼児食の園田奈緒先生のご自宅/旭川・アーケン
2018年07月現在の情報です。詳細は各社公式サイト・電話等でご確認ください。