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北海道の暮らしに合う屋外収納の考え方 整理収納コラム12


北海道もすっかり春の陽気になり、これからは屋外でのBBQを楽しむ方が増えてきそうですね。それにしても北海道で暮らしていると、屋外で使う道具の多さに気付かされます。冬は雪かき道具やスキー用品、春になれば畑道具やBBQグッズ、自転車…。



こうした屋外で使うものは、とりあえず物置にまとめて収納するケースも多いのですが、実は「大きな物置があれば安心」というわけでもありません。屋外収納を考えるときは、「どこにしまうか」だけを考えるのではなく、「使う・戻す・保管」という流れを考えることが大切になります。
特に北海道の冬の暮らしでは、雪や泥などの影響により、屋外で使うものは“汚れ”とセットで移動するため、「物置から出して使い終わったら、またすぐに物置へ」とはいかず、使ったものをいったん「戻す」という行為と場所も必要になるからです。

ここで意識したいのが、“衣替え” のような考え方。屋外で使うものをすべてしまい込もうとせず、季節によって「今使うものは出しておく」「使わないものは保管する」と分けて考えることで、屋外収納の使いやすさはぐっと変わってきます。


土間など「外」と「中」の中間的スペースに、一時的な物の置き場所を設けることもポイント


例えばわが家では、冬は雪かき道具やスキー用品を玄関回りに置いておき、オフシーズンの道具は物置に収納。春〜秋には畑道具やBBQグッズを庭側の土間に移し、自転車もすぐ乗りやすい位置に配置しています。このように季節に応じて屋外に置いておくものと、物置に収納するものを入れ替えることにより、日々の生活行動がスムーズになります。

さらに、土間や屋根付きのテラスなど「外」と「中」の中間的なスペースに、「戻す」ことができる置き場所を設けることもポイント。一時的に置いて使えるので動線が途切れず、無理なく片付けられるようになります。

屋外収納は、ただしまい込むためのスペースではなく、使う流れの中に組み込むことで初めて機能します。「どこに置くか」ではなく「どう使うか」。その視点で住宅会社さんと一緒に、北海道の暮らしがより快適になる屋外収納をプランニングしてはいかがでしょうか。

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このコラムを書いた人



のんちさん:整理収納アドバイザー1級

2014年に資格取得後、4度の引越しを経て2021年から活動開始。訪問・オンラインでの片付けレッスンを行いつつ、手仕事のコミュニティも主宰。片付けなどに関する100軒以上のお悩みに触れ、サポート実績は300時間以上にのぼる。インスタアカウントでも楽しくためになる発信を続けている。

のんち 片付け×家事シェアの専門家  https://www.instagram.com/nonchi._.kurashi/?locale=ja_JP



※この記事は北海道住宅新聞 2026年5月5日号に掲載されたコラムです


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