Story 取材記事

機能や動線、素材にこだわるTさんとアシストホームの家づくりストーリー 札幌近郊・Tさん/アシストホーム


これまで転勤が多かったTさん一家は、ご主人の勤務先が札幌近郊に落ち着いたことをきっかけに住まいづくりを考えはじめました。依頼先を検討していた時、タイミング良く開催されていた「完成現場見学会」でアシストホームを知り、他社にはないヒアリング力と提案力に惹かれ、依頼を決めたそうです。

工法や素材、時に塗料にまでこだわったTさんと、そのアイデアや希望に寄り添って完成まで一緒に歩んだアシストホームの家づくりストーリーを、2023年8月の入居から半年を迎えたTさんにうかがいます。

大きな玄関収納からまっすぐに伸びる手洗い動線



髙窓から陽の光が差し込む明るい玄関。右側の引き戸の奥はシューズクローゼットを備えたファミリー玄関になっています。



シューズクローゼットは家族5人分の靴を収納しても余裕がある広さ。玄関と収納部分は引き戸で仕切られているので、メイン玄関はいつでも片付いた状態を保つことができます。



奥さまが家づくりで最も大切にしたのは家族の生活動線。それは玄関から始まります。

家族玄関のホールに面した部分は、扉を付けずオープンにして目隠しルーバーを添えました。子供たちが帰ってきた時、玄関から直線上にある洗面化粧台で手洗いを済ませて、奥に続くファミリークローゼットにランドセルをしまえるように、「扉の開閉がなくスムーズな動線にしたかった」と奥さま。



アイカのスマートサニタリーを採用した洗面化粧台は、3人の娘さんのために広い造りに。鏡面部分は全て収納になっており機能性も充実させました。

こだわりキッチンを中心にした回遊式の水回り



デザインと機能性にこだわったキッチンには、きれいで強いステンレスキャビネット(骨組み)を選びました。クリナップの「カシミアエトープ」というカラーは、マットな質感で吊り戸やフローリングの木目ともマッチ。キッチン全体が北欧モダンな雰囲気で統一されています。

背面の引き出し収納は広い奥行きを確保するために、造作の天板をつけてアシストホームがカスタマイズ。サイドのパネルも特別にオーダーしたものです。「予算の範囲内で、デザイン性と機能性を両立させる提案をしていただきました」と奥さま。



キッチンには、ミーレのビルドイン食洗機が設置されています。フロントオープンタイプの食洗機は5人分の食器だけでなく鍋やフライパンなどの調理器具を一度で洗浄できる大容量。箸やスプーンなどの専用ラックもあり洗い残しがほとんどなく、家事の軽減に役立っています。



キッチンと横並びのダイニングは奥さまがこだわったポイントです。配膳がしやすく家事効率が高い配置プランです。



キッチンの隣にある約4.5帖の和室はご主人の希望でつくりました。「子どもたちが遊び場として使うことも多いので、キッチンから目が届く位置につくって良かったです。風邪をひいて寝込んだときなどにも重宝しています」と奥さま。

キッチンからホールへ抜けられるウォークスルー・クローゼット



キッチンからホールへ抜けられるように配置された7帖のウォークスルー収納は、家族のクローゼットやパントリーとして活用しています。5人家族の衣類一式をはじめ、食品ストックや書類もしまえ、家事動線を大幅に短縮できました。



ウォークスルー収納の天井に不思議な穴を発見しました!2階のウォークインクローゼットと繋がるランドリーシューターの出口です。2階の投入口に洗濯物を投げ込むと、ここから出てくる仕組みです。



シーツや枕カバーなど、大きなものを洗う時に大活躍。シューターの出口(写真左)がランドリールーム(写真右)のすぐ近くに来るように考え抜かれた設計です。

木のぬくもりが感じられる明るいリビング



南向きの開口で明るいリビング。床にはナラ材のフローリングが敷かれています。ソファの後ろには造作のブックシェルフを配し、緩やかにゾーニング。



その後ろには階段下を活用した家族共有の書斎コーナーを設けています。



オープンなキッチンに立つと、リビングや階段を行き来する家族の様子が見渡せます。



3連の採光窓から明るい日差しが入る吹き抜けの階段室は、上下階の家族をつなぐ役割も果たしています。



2階ホールには収納を兼ねた小上がりがあります。娘さんたちはここでおままごとをするのが大好き。夏にはご主人が夕涼みをしてくつろぐ憩のスペースになっています。



娘さんの成長に合わせて、将来的にはクローゼットを分けるかもしれない、という想定で、2階にも大型のウォークインクローゼットを設けました。現在は奥さまの趣味である着物を収納する和箪笥が置かれ、着付けの時にもランドリーシューターが活躍しているそう。



主寝室と子供部屋の天井には杉板を貼り、木の温もりを感じられる空間に。杉板は奥さまが調達しました。ベッドのヘットボードには間接照明も施しています。



17帖の大きな子供部屋は、将来的に3部屋に分けることを想定して入り口が3つあります。

Tさんにお聞きします

Q/アシストホームを選んだ決め手は何ですか?

奥さま どこよりもしっかりヒアリングをしてくれたことです。初回から、営業兼インテリアコーディネーターの戸澤さんと建築士の村田さんがヒアリングしてくださって、希望やイメージを自由に伝えられたのが決め手です。

Q/アシストホームはどんな会社でしたか?


アシストホームのイベントでつくったスワッグ


奥さま オーナーと伴走してくれて、選びたい、悩みたい、一緒に考えてアドバイスが欲しいオーナーにはピッタリな会社です。

いろいろ考えながら家づくりをしたかったので、ありとあらゆる相談をさせていただきました。私たちの希望を伝えた時に、プロの目線でできるかできないかをはっきりと言ってくれるので、安心してお任せすることができました。

Q/入居後の感想は?

奥さま 後悔していることは全くありません。気密性や断熱性が高いので冬でも暖かく過ごせました。
最初、主人が木のフローリングは絶対に汚れると反対していたのですが、一番、無垢材の床を気に入っているのが主人で、ソファではなく床に寝転がってくつろいでいるほどです。

記者の目

完成現場見学会に行った時に、臭いが全くしなかったと語る奥さま。家を建てる上で1番の懸念材料だったという、シックハウスの不安が最初に払拭できたのもアシストホームを選んだポイントだったそう。

また、東日本大震災発生時に関東に住んでいたこともあり、耐震性能も妥協ができませんでした。アシストホームでは、耐震等級3を標準仕様にしている点も決め手になりました。

動線だけでなく、素材やカラーもご自分でリサーチして取り寄せるほど行動力のある奥さま。希望を伝えるたび、想像を上回るプランニングを提案してくれたと、家づくりのエピソードを語ってくださいました。

ライター 佐藤華代子
編集 iezoom 松下綾


2024年05月現在の情報です。詳細は各社公式サイト・電話等でご確認ください。

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