Story 取材記事

海の街・小樽に似合う白壁の3階建て住宅 晃和住宅

限られた面積でガレージとテラスを確保、シンプルで軽やかな家

「無印良品の家のような、シンプルでナチュラルな家に憧れていました」とSさんご夫妻。ご主人は小樽で船舶関係の製作や修理・整備を行う鉄工所の二代目。奥さまは保育士のお仕事をしています。お子さんは6歳と3歳の可愛い真っ盛りで、奥さまにはもうすぐ3人目のお子さんも産まれる予定です。
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二番目のお子さんが生まれる前に、アパート住まいから一戸建てを考えはじめたSさんご夫妻。家づくりに関する勉強もたくさんして、各社のモデルハウスや完成住宅を回った末に選んだのは「札幌良い住宅.jp」で目にとまった晃和住宅さんでした。

小波のような凹凸が付いたガルバリウム鋼板を外壁に使用したSさん邸は、ビルドインガレージが付いた3階建て。2階がリビングを主体としたメインフロアで、8畳ある広めのテラスでは朝食にサンドイッチを食べたり、お風呂上りにご主人がビールを飲んだりと、普段使いの快適なスペースになっています。

設計したのは、あらわし仕上げを得意とする白田建築事務所の白田智樹さん。

木のあらわしのモデルハウスと確かな職人の技術に「ここだ!」

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ホワイトの壁に、あらわしの天井や梁など木の表情が豊かに感じられる2階のLDK。1階は寝室と車庫になっています。
Sさんご夫妻は、晃和住宅の手稲星置モデルハウスA棟を見学した時、イメージにぴったりのこの家にほれ込んだことがきっかけで会社を決めました。しかし、決め手はそれだけではなかったとか。

「作り手の技術です。僕も、エントランスの扉やフェンスを仕事で作ったりもしますので、モデルハウス巡りでは普段よく見えない場所も確認していました。例えば、階段下の収納を見ると、ビスの打ち方が下手だったりするんですね。しっかりした職人さんなら、見えない所でも丁寧にきれいな打ち方をします。晃和住宅さんのモデルハウスを見た時には、どこを見ても不安に思うところはないので安心しました」(ご主人)。

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建築中にも、ほとんど毎日施工現場に通って、現場監理の熊谷さんと要望の打ち合わせを重ねていったとか。上の写真はリビングのシェルフに階段を合わせた部分ですが、この合わせ方についても現場で何度も設計図を書いてもらって決めたそうです。

木のぬくもりに囲まれて。家族の飾らない、のびやかな暮らし

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エコジョーズの床暖房で冬の季節も暖かなSさん邸。リビングからは3階までの吹き抜け天井が見えて、なんともいえない開放感があるとご夫婦は話します。「朝起きてソファーで新聞を読んでいると、横長の窓からちょうど太陽が昇るのも見えるんですよ」とご主人。「木の天井がパーッと見えて、空も見えて。もう、この景色を見ているだけで、テレビをつける必要もないですね」。

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新居でのびのびする6歳の息子さんと3歳の娘さん。テレビボードは造作で、テーブルは電器屋さんが使っていた電線ドラムをご主人がDIYでキャスターを付けてユニークな部屋のアクセントに。

床は、コストダウンのために本来は下地として使う針葉樹合板をフローリング代わりに使用しました。ただし、小川社長はそのメリットとデメリットも話してくれたといいます。「この合板にはささくれも出るし、節もあります。でも、だんだんとなじんでくるし、色も変化して味わいも出てきますよ」。

この説明を聞いて、ご夫妻は納得するとともに社長への信頼を感じたといいます。「実際に木のささくれは出てきますが、それほど気になりません。節はパテで埋めています」。オイルフィニッシュでしっとりとした仕上がりになり、コストダウンのためとは思えない、木の風合いに満ちたリビングになりました。

納得できる家だから、おうちの中がやっぱり楽しい!

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こちらは3階のホール。両わきには子ども部屋が1室ずつあります。Sさんご夫妻が購入したこの土地は34坪ですが、白田さんがさまざまな工夫を凝らして41坪の延床面積を確保、しかも動きやすい動線の家になりました。

「最近はきょうだいで遊んでくれるようになったのでうれしいですね」と奥さま。雑貨や子どもの服を手作りするのが趣味という奥さまは、お子さんたちが起きる前の朝4時ごろから物づくりをする時間を楽しみにしています。家の中にもお手製のモビールや娘さんと一緒に作ったポットなどがさりげなく飾られていました。

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クライミングウォールがあるお兄ちゃんの部屋。ロフトも大のお気に入りです。3階は天井も高く、ひときわ開放感があります。Sさん邸は車庫+寝室メインの1階は天井低め、リビングが主体の2階は普通と、フロアによって高さにもめりはりをつけました。「うちのどこにいても、家族の気配が感じられるのはいいなと思います」

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玄関にはシューズクローゼット、寝室はウォーキングクローゼットと収納もしっかりと確保しているSさん邸。「完成したら、やはりどこか気に入らないところが出てくるじゃないかと思っていましたが、ほぼ100点です!思い通りの家ができました」とSさんご夫妻。「前に住んでいた所は狭かったので、外に出かけてばかりいたんです。それが、今ではあまり外出することもなくなりました。もう、この家だけで満足できてしまうんですね」

そう穏やかに話すご夫妻の周りで、楽しそうに駆け回るお子さんたち。秋には三人目のお子さんも産まれて、ますますにぎやかなおうちになりそうです。
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記者の目

Sさんご夫妻と晃和住宅さんのように、オーナーと住宅会社が納得いくまで話し合って一つずつを決めていくことは、満足する家づくりのためにとても大きな条件だと思いました。ただ、それができる会社であるかどうか。それも、どこまでできるのか。Sさんご夫妻はこのサイトを活用していただきましたが、こういった視点でも「札幌良い住宅.jp」の記事が会社選びの役に立つのではと思います。


2016年08月現在の情報です。詳細は各社公式サイト・電話等でご確認ください。

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