Story 取材記事

居心地のよいダイニングをデザイン /帯広・H邸/ cubeチセ


「ダイニングスペースって意外と食事の時しか使わないのでは?」

そう考えたのは、2020年5月にcubeチセさんで帯広市西帯広エリアに念願のマイホームを実現されたHさんです。せっかくならお酒を呑んだり、海外ドラマや読書、パソコン作業なども楽しめる、居心地の良い空間にできればということで…コの字型のキッチンにカウンターを併設するプランが実現しました。

キッチンとダイニングの間の天井梁には、大正時代の農家の納屋を解体した際に保存しておいた100年ものの古材を採用。腰壁部分の羽目板、柱部分の木材も木目や色味、太さのバランスを考えてデザインしました。



キッチンは、デザイン性、収納力、お掃除のしやすさなどに優れるパナソニックの最上位シリーズ「L-CLASS(エルクラス)」を採用。



キッチンの背面の壁は、レンガの壁に木製の飾り棚を設けて意匠性を高めました。

デザイン重視だと、収納力などの実用性が心配かと思いきや、低い位置に食器収納の棚があり、食品庫(パントリー)も別途あるため、収納力は意外にたっぷり確保でき、整理整頓がしやすいキッチンです。



造作のL型カウンターテーブルの高さは、購入する椅子の高さも念頭にプランしました。レンガの壁や黒のキッチンワークトップ、照明のセレクトなども含めシックな空間に仕上がりました。ご主人は想像以上の快適空間でいつも楽しい時間を過ごしているそうです。それにしてもおしゃれなバーカウンターのような空間に、撮影・取材スタッフも驚きを隠せませんでした。

H邸は、ほかにも工夫がたくさんあります。例えば…



三角屋根はアスファルトシングルに天窓、外壁は塗り壁で上げ下げ窓が均等に配置されて、洋風でナチュラル、優しさや可愛らしさを感じます。ちなみに外観写真の右上の窓のある部分は、



「ハイジ」が暮らしていた屋根裏部屋のような雰囲気で、奥さまお気に入りの空間です。



外壁の角の部分は、「面取り」することで優しい印象。傷もつきにくいメリットがあります。木製の玄関ドアの素材感もこの家のテイストによく似合っています。



玄関ホールはペンダントライトの照明がアーチ状の天井に反射して幻想的な模様を写し出しています。塗り壁は、玄関ホールはあえてコテむらを活かしているのに対し、室内はローラーで凹凸を抑え、繊細なイメージに仕上げています。



玄関ホールの右側にはシューズクロークもあって十分な収納力を確保しています。



玄関ホールの先は階段室があります。建具職人の造作による階段手摺りや塗り壁のコテ模様など、細部に気配りを感じます。



ホールにある洗面化粧台はインダストリアル系のおしゃれなデザインでした。



リビングへのドアは、片開きのドアではなく親子ドア。風格が高まることに加え、家具搬入などの際に、大きく開けられるというメリットもあります。



リビングは吹き抜けや3連の窓があって明るく開放的です。写真中央奥の部屋は、当初のプランではカバンなど仕事道具を収納するクローゼットにする予定でしたが、せっかく南向きの明るい場所なので、3段の階段を作って、床下を収納にした上でリビング併設の部屋に仕上げました。




脱衣室には洗濯機があって、すぐ隣に大きなクローゼットがあります。共働きのご夫婦なので、洗濯した衣類は短い動線で収納できるという時短のアイデアです。



2階に向かう階段も塗り壁、無垢の手すりなどナチュラルな雰囲気です。



壁には照明付きのニッチも。



2階は2つの洋室とフリースペースがあります。



フリースペースはご主人が音楽を満喫できるスペース。



吹き抜けや天窓もあるので、とても居心地の良い空間です。



2Fのもうひとつの洋室は、雰囲気を変えて内側のドアも白く塗装。ブルーグレーと小花柄のクロスは、オープンハウス時とても評判が良かったとか。

Hさんに家づくりの経緯を伺いました。

家を建てたきっかけは?

奥さま 以前はメゾネットタイプの賃貸アパートに10年以上暮らしていたんです。収納が足りず、一度マンションの購入も検討したりしました。

ご主人 マンションは見学時にもう成約が次々に決まっていて諦め、それから約10年、住宅取得の話はほとんど考えませんでした。仕事柄、ハウスメーカーなどの現場はいろいろ見ているのですが、住みたいという気持ちはなかったんです。



ところが当時住んでいた賃貸アパートの隣がアンティーク・チセ https://co-cube.jp/antiquecise/ で、素敵なインテリアグッズがあって、

さらに、お隣に住んでいたKさんが、アンティーク・チセを運営している住宅会社cubeチセで家を建てて引っ越す、オープンハウスも開くということで見学に行ったんです。すると

塗り壁や無垢の床材、デザインも造作も素敵で…

奥さま それまでは家を建てたいとはあまり思っていなくて、しかもどちらかというとホテルのようなモダン系のデザインのほうが良いかなと思っていたんですが、


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Kさんの家がとにかく素敵で、夫婦どちらも魅了されて…。Kさんの家を見学していなかったらたぶんまだ家を建てていないと思います。それでcubeチセさんに電話したのがきっかけです。

cubeチセを選んだ理由は?

ご主人 Kさんの家だけでなくcubeチセさんの事務所も素敵だったんです。他社の建売住宅や企画住宅などには興味はありませんでした。cubeチセさんの家だから建てたいと思ったんです。



打ち合わせでは、設計とインテリアコーディネート担当の末守恭子さんと蓑島克博社長が、私たちのこだわりも丁寧に聞いてくれて、質問にも私が納得するまでしっかり答えてくれて、いろんな案を提案してくれたので、とても楽しく納得しながらの家づくりでした。土地は自分たちでも探したんですが、良いなと思う物件は価格が高すぎたりで難航しました。cubeチセさんが良い物件を見つけてくれたので助かりました。

プランニングではどんな検討を?

ご主人 例えばキッチンはテーブルの高さや幅、素材、照明、収納など細部にわたってデザインや仕様を徹底して考えてくれました。羽目板の模様を見比べて配置を丁寧に検討してくれたり、真剣に取り組んでくれているのがすごくわかりました。




奥さま 末守さんは家じゅうの照明を一つひとつプランしてくれましたが、それが全て私たちのイメージ通りで、殆ど変更はなかったです。2階の屋根裏部屋とか、リビング横のスキップフロアなど、すべて私たちの要望を期待以上のものに仕上げてくれました。

住み心地は?

奥さま 共働きなので、収納や生活動線などの工夫で、
掃除や洗濯、料理などがしやすく家事の時間を短縮できたのが大変嬉しいです。雑貨や家具なども家のテイストに合わせて揃えたり、楽しく過ごしています。



ご主人 家に帰ってくるのが楽しいです。断熱性能が高いせいか、遮音性能も高いと感じます。雷や豪雨じゃないと気づかないくらい静かです。家づくりの段階から、いろんな疑問などに全部答えてくれましたし、大工さんの仕事ぶりも素晴らしかった。いろんな要望を盛り込んだので、もしハウスメーカーでお願いしていたら、叶わなかった部分もあったでしょうし、予算も膨れ上がっていたと思います。納得して建てられたこともあって、この家に愛着を感じます。



記者の目

取材後、帰りのご挨拶をしていたらご主人が「cubeチセさんは本当にすごい家を建ててくれるのに、そのすごさを全部は伝えきれなかった気がする…」と残念そうだったのが印象的でした。

建て主さんにここまで思わせるcubeチセの家づくり。この記事で少しでも伝えられたら良いのですが…。

H邸の仕様


敷地面積 223.63㎡
建築面積 78.87㎡
延床面積 132.28㎡
構造 木造平屋建て(枠組み壁工法)
天井 吹き込みグラスウール18K300ミリ
外壁 高性能グラスウール16K140ミリ
吹き込みグラスウール18K235ミリ

2020年08月現在の情報です。詳細は各社公式サイト・電話等でご確認ください。

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