Story 取材記事

札幌近郊でヤギやホタルのいる田園生活 当別町Kさん


当別町・金沢地区は、日本第4位の人口を誇る大都市・札幌の中心部から、わずか30kmの場所に位置する田園地帯です。

ここは辻野建設工業が20年以上前から分譲を続ける「当別田園住宅」の一画です。都市近郊にありながら、蛍が生息する豊かな自然環境で、ヤギや羊を飼育し、本格的な菜園を作るなど、農的な暮らしを楽しむ人たちが多く、スローライフを夢見て道外から移住してきたオーナーも暮らしています。

今回ご紹介するKさんのお宅は、JR北海道医療大学駅から車で4分ほどのところに建っています。7月下旬、青空の広がる暑い日にお宅を訪ね、辻野建設工業の家づくりと、田畑や自然に囲まれた暮らしについてお話をうかがいました。

広大な敷地で畑をつくりヤギを飼う田園生活



道路に面して横長に広がる大きな敷地。その面積はなんと約600坪の広さがあります。この地にマイホームを建てることを決めていたKさんは、約5年前にこの土地を購入、当時の価格にして約200万円だったというから驚きです。



「メェ~♪」
一番に取材陣を迎えてくれたのは、Kさんがこの春に引き取った子ヤギでした。人懐っこく、とても可愛らしい子ヤギ。つじのムラでは、ヤギや羊などを飼っているオーナーも多く、牧歌的な暮らしが実践されています。

かわいい子ヤギの動画はこちらから↓



https://youtube.com/shorts/nlz99Rs6F80?feature=share



現在は結婚し、ご夫婦とお子さん二人の4人家族となったKさん。上の息子さんと一緒に畑に出てきてくれました。



菜園ではトマトやナス、ピーマン、きゅうり、落花生やニンジン、ジャガイモなど、たくさんの野菜のほか、ニラやバジルなどの香草類、ブラックベリーやブルーベリーなどのベリー類も育てています。

風景を生かした窓の配置とスペースを有効活用した間取り

Kさんが家づくりで要望したのは

■景色を生かした窓の配置
■廊下が少なくスペースを有効活用した間取り
■薪ストーブの導入

の3点でした。お宅にお邪魔して、中を見せていただきます。



リビングドアを開けると目の前に飛び込んできたのは、雑木林の緑を採り込むキッチンです。

業務用のステンレス製キッチンは、Kさんがユーズド品を探してセットしたものです。通常、とても高級な業務用キッチンですが、中古品を活用することで、コストを抑えることができました。奥は階段下を活用したパントリーになっています。



リビング・ダイニングは小上がりになっていて、天然木のテーブルの下は掘りごたつのように足を下ろせる造り。窓の向こうには、田園風景が広がります。



窓下には壁いっぱいに収納を設けました。今は小さなお子さんのおもちゃが収納されています。



リビング続きにある和室にはベビーベッドが置かれていました。将来はお子さんのプレイスペースや客間として活躍しそうです。



スクエアの大窓から自邸の敷地が見渡せます。奥に見えているのは隣家。木の杭が建っているところまでがKさんの敷地です。

薪ストーブのある暮らしに憧れて


玄関横に積まれた薪のストック


「辻野建設工業の家といえば薪ストーブ」と言っても過言ではありません。断熱・気密に優れた高性能な建物に、薪ストーブを導入すると、冬は他の暖房機が必要ないほどの暖かさを保つことができます。


リビング・ダイニング横に配置されたイエルカ・ワイン氏製作の薪ストーブ


国内外のさまざまなメーカーの薪ストーブを扱ってきた辻野建設工業ですが、Kさんは自分で理想の薪ストーブを探し、採用しました。


写真奥右がKさん、奥が辻野建設工業の中野さん


Kさん この薪ストーブはチェコ出身のイエルカ・ワインさんという職人さんが造っているもので、長野に出張があった際に、実際に会いに行って、製作を依頼しました。

イエルカ氏が作る薪ストーブは愛らしいデザインと、使いやすいオーブン機能が人気の秘密。1つひとつ丁寧に仕上げるオーダー品だから、愛着を持って使い続けることができるのも魅力です。

ご夫婦にお聞きします

辻野建設工業との出会いや、依頼の経緯を教えてください


椅子やテーブルを置かないフラットな空間でのびのびと過ごすお子さんたち


Kさん 当別に本社がある地元企業に勤めていて、イベントに出展していただくなど、以前から辻野社長とは知り合いでした。

会社が牧柵を作ったり、放牧に関する事業を展開しているので、農的な暮らしを推奨する辻野さんの家づくりに共感していましたし、職場の先輩も辻野さんで家を建てている人が多く、実際に住まいを見る機会もあって、住宅性能はもちろん、居心地の良い住空間も気に入っていました。


ご近所にあるカフェkokochi屋


この敷地が空いているということは、ご近所のカフェで集まりがあった時に辻野社長に直接聞いたんです。それなら、と、土地だけ先に購入することにしました。

住み心地はいかがですか?


奥さま 2017年の12月に入居して、5年が経ちます。私も田舎育ちなので、自然豊かなこの環境がとても気に入っています。子どもを育てる環境としても理想的。自然や動物が好きな子に育ってほしいですね。

Kさん 住宅、周辺環境ともに気に入っています。札幌の中心部に出る時も、夜は車で1時間かからずに着きます。当別の中心部には車で10分、江別だと20分というアクセスの良さも暮らしやすさにつながっています。

当別田園住宅・新プロジェクトが始動!



Kさん宅の取材後、辻野社長が案内してくれたのは、田園地区新・プロジェクトの造成地でした。
現在、当別田園住宅のすぐ近くで、JR学園都市線の線路跡を活用した宅地計画が進んでいます。写真は線路を取り払った造成予定地。



道路を挟んで、廃線になった線路が残されたままのエリアがあります。

こちらは2022年9月1日から分譲開始予定。ひと区画が幅70m×奥行き12mほど(約250坪)の敷地を全9区画分譲するということです。

このほかに、幅60m×奥行き12mの小屋用地(約220坪)を6区画用意。小屋寸法2.5m×4mを基準とした極小住宅や週末小屋、ミニホテル、サウナ小屋など様々なプランで小屋が建てられるほか、線路は菜園やキャンプサイト、ドッグランなどに活用可能です。詳しくは同社ホームページで確認してください。


自然豊かな当別田園住宅。地域住民との交流も魅力



次に辻野社長が案内してくれたのは、秘密のスポット。広大な牧草地が広がる土地の一角に小川が流れています。



この小川で、蛍が数十匹ほど飛んでいるのを発見した辻野社長。蛍を増やしたいと、週末は一人、ショベルカーで川を広げる作業をしているのだそう。



水辺には動物の足跡もあり、アメンボや小さな魚の姿も見えました。つじのムラの豊かな自然は、こうした地道な活動にも支えられています。



取材を終えた後、Kさん宅のご近所にあるカフェkokochi屋さんで、カシス味のジェラートをご馳走になりました。辻野社長・行きつけのお店です。無添加で果汁のうまさが際立つ一品。暑さも吹き飛ぶ美味しさでした。



今回はKさん家族の田園生活をはじめ、つじのムラの魅力を再発見した取材でした。札幌の土地事情がますます厳しくなる中、隣町・当別町で叶うスローライフは、とても魅力的に感じます。

働き方の多様化で2拠点生活や、テレワーク主体の勤務体制も増えています。当別・つじのムラでの家づくりも、一考の価値が大いにありそうです。

また、辻野建設工業は移住のサポート経験も豊富なので、道外から移住を考えている方にも心強いと思います。

当別田園住宅・新プロジェクトについての詳しい情報は、辻野建設工業に確認してください。ホームページはこちら

正式に発表された後は、いえズームのイベントページにも掲載します!


2022年08月現在の情報です。詳細は各社公式サイト・電話等でご確認ください。

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