Column いえズーム コラム

【札幌圏】我が家に薪ストーブを導入した16事例!


パチパチと音をたてて燃えさかる炎。身体の芯まで温かくなる-

マンションやアパート、賃貸住宅、公営住宅ではなかなか実現できないのが「薪ストーブのある暮らし」です。
憧れの薪ストーブを実現させたくて新築住宅を建てる方もいるほどです。
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北海道民のDNAにインプットされている薪ストーブの魅力

先日、足寄町の開拓農家さんのお宅にお邪魔した時、 老人ホームに入ることを決めたお父さんが、奥様のために置いていったのが、 1年経っても使い切れないほどのD型ハウスに入った薪でした。 おばあちゃんはその薪で暖房、炊事を賄います。 それだけではありませんでした。この写真を見てください。

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薪でお風呂のお湯を焚いているのです。

薪ストーブと薪のボイラー。 そしておじいちゃんが揃えてくれた薪。 それさえあれば何でもできるのです。 足寄町では暴風雪などの災害時に停電が起きることがあります。 そんなとき、冬なら電気が止まって、暖房も照明も給湯も使えなくなる家が出てきます。ですがこのお宅では、暖房も料理もお風呂に入ることすら支障ないので、停電が長引けば近所の人を泊めることすらあるそうです。そもそも北海道に入植した当時の先輩達は、電気もガスもなく、森を切り開き、家を自力で建て、冬の寒さをしのぐために薪を割り、薪で暖房をとって生き延びたはずです。 そう。。。薪ストーブは北海道民にとっては災害時のサバイバルにも役立つのです。

さらに言えば、北海道の森林は、外国産材との価格競争で疲弊し、林業は衰退し、山は荒廃しています。間伐材や端材などを活用することは、林業者の収入にもつながり、地域経済をも強くしますし、北海道のエネルギー自給率向上にもつながります。

・・・余談が長くなってしまいました。ではいよいよ本題です。

札幌圏で、薪ストーブを我が家に導入した事例を紹介します

北海道民のDNAに染みこんでいる薪ストーブを、我が家に導入された方々の事例がいえズームにたくさんありました。そこで、ペレットストーブも含め、そうした薪ストーブを我が家の暖房に採用したオーナーの施工事例をご紹介します。

室内は山小屋風コテージの自由空間。暖房は薪ストーブ1台でほっこりと過ごす家 札幌市



様々な種類の木が使われたリビングには、お二人の念願だった薪ストーブが存在感を放っています。「キャンプが好きで、火をくべていると落ち着くんですよね」とKさん。そこで、シノザキさんはリビングのどこからでも見える場所に薪ストーブを配置したそうです。

しかも、冬でも薪ストーブたった1台で家全体を暖める設計。断熱の良い暖かい空気が逃げにくい家だから可能なんです。薪ストーブから2階に上ってきた暖気は、床の適所に配された空気口から1階の床下へ行き、建物全体を巡るようになっています。
室内は山小屋風コテージの自由空間。暖房は薪ストーブ1台でほっこりと過ごす家 シノザキ建築事務所

薪ストーブのあるニアリーZEHの高性能住宅Q1.0-Z アシストホームのモデルハウス 札幌市



村田さん:「揺らぐ炎は見ていて飽きないですよね。どこにいても気持ちの良い家、自分の居場所を見つけられる家にしたいと思い、家中どこからでも薪ストーブが見える設計にしています」
薪ストーブのあるニアリーZEHの高性能住宅Q1.0-Z アシストホームのモデルハウス

薪も食べ物も自分で作る!薪ストーブで豊かな田舎暮らし/当別町I邸・辻野建設



Iさん「夏は畑を耕して無農薬で野菜を育てて食べる。薪を割って乾燥させて、冬に備える。大変だけど好きだから、全然苦にならないんだよね」。

「社長さん、暖房のボイラー壊れたのよ」とのんきな口調で話す奥さま。暖房と給湯のボイラーが別になっているそうで、入浴や炊事の心配はないそうですが、ヒーターは一切使えず、この冬は薪ストーブ1台で過ごしているというから驚きです。

でも全く問題無いとのこと。薪ストーブの対流熱が輻射熱の届かない場所まで暖めてくれるから、廊下や玄関など家中が暖かく、さらに暖まった熱は小さな吹き抜けやさらし階段から上り、2階まで暖めてくれます。

薪ストーブは(株)北海道リンクアップが販売と工事を行っています。様々なデザインで高性能な商品を選ぶことができるそう。I邸は燃費の良さとクリーンな排気が特徴のダッチウエスト・ジャパンのセネカを採用しています。ハンドルで比較的簡単に温度調節ができるのも便利。ストーブの天板は200~300℃まで上がるため、鍋を置いておでんや豆の煮ものなども作り、調理器としての役割も果たしてくれているそうです。
辻野建設の施工例(当別)薪も食べ物も自分で作る!薪ストーブの家

最新鋭ZEHと自然素材が絶妙コラボ!北広島市・佐久間さん/キクザワ



リビングの傍らには今年の冬からの活躍が期待される、薪ストーブもありました。

「キクザワの常務から『付けた方が良いよ』と言われたんです。『炎を見てすごす時間は特別だよ』って。最初は最新式のZEHだから薪ストーブは要らないと思っていたんですが『絶対に良いから!』と強く推されました(笑)。今となっては常務に感謝です(笑)」
最新鋭ZEHと自然素材が絶妙コラボ!北広島市・佐久間さん/キクザワ

眺めの良い大空間で薪ストーブライフ/札幌市・Tさん/拓友建設



窓辺には薪が積み上げられています。薪山越しに外の景色が見えるように敢えてこの場所に薪置き場を作ったそうです。「晴れた日は2月でも日中は暖房が不要ですし、朝晩も補助暖房のエアコンだけで十分暖かいのですが、やはり部屋の中に火があると落ち着きますね(ご主人)」。

オーブンも活躍しています。一見扱いが難しそうですが、「オーブンには温度計がありますし、薪ストーブは火が落ち着くと温度変化も小さいので意外に簡単。ピザやパウンドケーキ、キッシュなどをよく作ります」と奥様。ご主人もピザづくりに挑戦しました。灰の片付けなどの手間も含めて火のある暮らしを楽しんでいます。
眺めの良い大空間で薪ストーブライフ/札幌市・Tさん/拓友建設

DIYや畑を楽しむ暮らし、料理に薪ストーブが大活躍~Y様邸 当別町



長く森林関係の仕事をし、退職して第2の人生を歩み始めたYさんのマイホーム。リビングのシンボル的な薪ストーブが、遊びに来るご近所さんたちにも好評です。「すぐに温まるし、熱量もある。停電しても使えるし、炎が見える良さもありますよね」とYさん。もらってきた木材の端材を割って薪として使っているので、薪入手のコストはゼロ。燃焼効率が良く、すすが出にくいことで知られる、北米の薪ストーブメーカー・ダッチウエストのエンライトを使用しています。
札幌近郊で薪ストーブのあるすてきな暮らし 3事例 辻野建設工業

祖父の記憶と手づくりの温もりを採り入れた、ちょっと懐かしい家 札幌市



床暖房以外に火の見える暖房を、と据え付けた薪ストーブが活躍しているのだとか。取材した2月でも「朝に1回、大きい薪を1本炊いておけば夕方まで家が暖かいんですよ」と奥さん。床暖房の温度設定も低くて済むそうです。

「私はね、最近、ハイスペック+ローテクということを考えているんですよ」と言うヨシケンさん。断熱性の高い家に住み、薪ストーブといった自然の燃料を使えば、非常時に電気やガス、灯油が使えなくなっても寒さぐらいはしのいでいける。東日本大震災の後、そういった思いが強くなったそうです。

「主人は最初から薪ストーブを欲しがっていましたが、正直なところ私自身はそうでもなくて・・・でも、あの震災で停電などのニュースを見てから、やはり"いざ"というときのためにも薪ストーブは必要だと感じました」と奥さん。
祖父の記憶と手づくりの温もりを採り入れた、ちょっと懐かしい家

理想の家は「小さな家」。重要なのは工務店との意思疎通 札幌市



リビングの薪ストーブはご主人の希望で実現しました。「昔、祖父の家で薪をくべた記憶が残っています。薪ストーブは手間がかかるけれど、だからこそ子どもにも思い出に残ると思います」。薪ストーブの炎は見た目に暖かいうえ、輻射熱により実際の室温より暖かく感じる効果もあります。
理想の家は「小さな家」。重要なのは工務店との意思疎通

「素材を感じる住まい」札幌西区山の手のオープンハウスが大好評



吹き抜けから明るい日差しが差し込むリビングとキッチンにはオーナーの要望がたくさん盛り込まれています。

トライアスロンが趣味のご主人がロードレーサーを置く大きな土間。リビング中央に鎮座する薪ストーブは、背後の壁に江別の米澤煉瓦株式会社がレンガ製造窯を解体した際に保存したレンガを採用し質感を高めました。
「素材を感じる住まい」札幌西区山の手のオープンハウスが大好評

壁一面がすべて窓!開放的な大空間と暖かさを両立/札幌市・Nさん



玄関を入ると右横に薪ストーブがあり、暖かい雰囲気に。そして、開放的な大空間が印象的です。
壁一面がすべて窓!開放的な大空間と暖かさを両立/札幌市・Nさん

クルミ床とペレットストーブのぬくもり 札幌市



ウォルナット(クルミ)の無垢フローリングが広がるリビングルーム。その奥ではペレットストーブの火があかあかと燃えています。「あったかいね~」と見学者の方からも声が。

輻射熱の遠赤外線効果でじんわりと体が温まるペレットストーブは、30代オーナーさんご夫婦の希望によるもの。シノザキ建築事務所の篠崎さんによれば、「1階部分の暖房は、このペレットストーブ1台だけで十分なんですよ。2階には床暖房を使用していますが、暖房費は厳寒期でも月1万円程度で済むはずです」。

これだけの暖房費で済むのは、優れた住宅性能があってこそ。W断熱工法を採用し、柱間には105ミリのグラスウール、外側には「DDSボード」というアルミ蒸着フィルムを張った高性能断熱材を使用しています。篠崎さんによると、道内初採用とか。
クルミ床とペレットストーブのぬくもり/シノザキ建築事務所の完成見学会

建築家との幸せな出会いで遊びゴコロ満載の快適な家に 



「家づくりにはやはりこちらの希望があるじゃないですか。でも、なかなか受け入れてもらえない。例えばコストダウンをはかるのに「自社にある在庫のキッチンを提供しますよ」と答えてくる。そういうことじゃないんですね。

家は妥協の産物なのかと思ったら夢がだんだんしぼんできて・・・」と奥さん。チラシを見て「暇つぶしに(笑) 」とシノザキさんのオープンハウスへ行ってみた旺汰くんママ、帰るなりご両親にも「明日見に行って!」と勧めました。

木の質感やリビングの裏の書庫スペースなど空間の斬新さ、照明や壁紙がおしゃれでワクワクするようなインテリア。ペレットストーブもあったのでOさんが欲しかった薪ストーブも置けると、ご家族すべての望むものがそこにあったといいます。
建築家との幸せな出会いで遊びゴコロ満載の快適な家に 札幌市・Oさん

1人で楽しむ上質でコンパクトな暮らし 夕張郡・Tさん



暖房はイタリア製ペレットストーブ。燃料は、これまで利用が進まず廃材扱いだった道内の間伐材などを原料にした木質ペレットを使います。薪ストーブよりも手軽で温度調節やタイマーも使えるスグレモノです。

断熱は、外壁が高性能グラスウールで160mm相当と国の次世代省エネ基準を上回る性能にしているので、暖房費が安くなりそう。性能を良くしたことで、ペレット燃料も1回補充したら2~3日持つと試算しています。
1人で楽しむ上質でコンパクトな暮らし 夕張郡・Tさん

雪景色もイイネ!当別のあったかセカンドハウス



実は自ら薪ストーブをご愛用の吉田専務、火かき棒や火バサミなどは自宅から持ってきたのだとか。「薪ストーブはいいですよ。ダッチオーブンで鶏を丸ごと焼くとおいしいし、ピザを焼いてもいいしね~」と、楽しそうに火をおこしながら語る専務でした。
雪景色もイイネ!当別のあったかセカンドハウス/ヨシケン一級建築士事務所

スタイリッシュな和モダンの平屋で田園暮らし~U邸



リビングで使っているのは、ドイツ・オーストリアの名門メーカー・RIKA(ライカ)の薪ストーブ。ライカのストーブは蓄熱性の高いソープストーンという独自の素材で覆われているため、火が消えてもソープストーンからの輻射熱でより長く温かさを保てます。火力の強さも、Uさんが購入する決め手になりました。
札幌近郊で薪ストーブのあるすてきな暮らし 3事例 辻野建設工業

まとめ

薪ストーブやペレットストーブを住宅に採用した事例を紹介させていただきました。

動機も用途も、配置の仕方も様々です。一通り読んでいただくと分かるかと思いますが、薪ストーブが得意、実績豊富な住宅会社があるのです。その点も含め、薪ストーブのある素敵な暮らし、実現させていただければと思います。ありがとうございました。

我が家に薪ストーブを導入した住宅まとめは【十勝版】【旭川版】もあります。


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