Column いえズーム コラム

札幌の注文住宅~25の体験談まとめ【2024年版】

注文住宅を建てた方の多くは、大切な家づくりに積極的に関わり、要望も反映でき、快適な住まいが実現できるうえに、我が家に対する愛着が深まります。趣味やライフスタイル、好きなデザイン、家族構成などを踏まえた、自分たち家族にジャストフィットする家を建てる喜びと満足感は大きいのです。そこで今回は、いえズーム(iezoom)の編集部が取材した、注文住宅の事例をご紹介します。



実は日本全体では建売住宅がスタンダード

実は、そもそも日本全体で見れば、戸建て住宅に住む人の多くが「建売住宅」を購入しています。建売住宅は、土地に住宅が建設済みで、立地や価格設備、仕様などが明確で、完成した住宅を実際に見ることができます。この家に住みたいと決意すれば、即購入・入居も可能な「建売住宅」は、日本全体では、むしろスタンダードな家の買い方です。「分譲住宅」とも呼ばれます。住宅会社のノウハウが詰まった標準的、合理的なプランを「買う」ことで、短期間にゲットできる。それが建売住宅の魅力です。

北海道では注文住宅を選ぶ人が多い

一方、北海道では、注文住宅を選ぶ人の方が多いという特殊な傾向があります。寒さの厳しい北海道では、住宅の断熱・気密などといった省エネ性能をどこまで高めるか、施主と住宅会社が話し合って決めることが多いこと。そして北海道は、本州に比べ、広大な土地があり、一次産業従事者も多いため郊外に家を建てるニーズが多いこと。さらに本州の住宅に比べ、伝統にこだわらず自由度の高い外観の住宅を望む人が多いことなども要因かもしれません。道内では、建売住宅は注文住宅に比べ、施主のオーダーが反映できない、出来合いの、グレードの低い住宅だと考える人も少なくありません。

注文住宅にも注意点あり

注文住宅にも注意点はあります。自由設計だからと、家作りの夢が溢れすぎ、建築については素人の施主がトイレや居間の位置、建物の形状など、建材のセレクトなどで、いろいろな要望を出し過ぎて、住宅のセオリーに合わない、バランスの悪い家になり、しばらく住んでみた後に不満や後悔が生まれるリスクがあるのです。その点を補う「企画住宅」も近年は増えています。シンプルモダンや北欧風、あるいは自然素材活用型や住宅性能追求型など、明確なコンセプトに基づいた住宅プランを商品化した住宅です。住宅会社がこれまでの住宅購入希望者の声などを踏まえ、明確なコンセプトを持たせつつ、バランスも取れた住まいが実現できます。オーナーの思いに合った企画住宅が見つかれば、プランを改変することはできなくても、満足感の高い住まいを手に入れられる可能性は高まります。

注文住宅でバランスの良い家を実現するには

なお注文住宅でも、住宅会社の経験豊富な設計担当者が、施主の思いを受け止めつつも、リスクの高い要望についてははっきり指摘し、言いなりにならない強さを持ち、その指摘に施主もしっかり耳を傾ければ、バランスの悪い家作りを防ぐことはできます。

前置きが長くなってしまいました。札幌で建てられた注文住宅事例をご紹介します。

札幌・マルトモホームの注文住宅


二世帯がつかず離れずのスキップフロアは収納も大充実 札幌市Tさん/マルトモホーム

取材記事 二世帯がつかず離れずのスキップフロアは収納も大充実 札幌市Tさん/マルトモホーム

マルトモホームの代名詞・スキップフロアとは? マルトモホーム(丸友サービス株式会社・札幌市東区本町)は、スキップフ...

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Tさん夫婦はこの家を中古で購入し、18年暮らしてきました。しかし、お子さん3人の成長とともに手狭になり、住宅の経年劣化も考えて建て替えを検討しはじめました。
ちょうどその頃、地方で暮らす奥さまのご両親も、営んでいた飲食店を閉め、店舗を兼ねていた住宅のリフォームを考えていたそうです。別々に家を建てるより、一緒に住もうという話になり、ご両親を札幌に呼んで、この場所に家族7人が同居できる家を新たに建てることにしました。

T邸はスキップフロア構造で、階段は中2階のリビングへとつながっています。ダイニングテーブル奥の一段高くなった場所が中2階のリビングで、その下が「グランドストレージ」と呼ばれる大型の収納庫となっています。

「マルトモホームのモデルハウスはスキップフロアのリビングの下に広々とした収納空間があって、モノが多いわが家にぴったりでした。普通の間取りではない、ちょっと面白い家にできたらとも思っていたので構造も魅力でした」と、奥さまは振り返ります。

札幌・アシストホームの注文住宅


白樺の緑を眺める心地のよい住まい 札幌市・T邸/アシストホーム

取材記事 白樺の緑を眺める心地のよい住まい 札幌市・T邸/アシストホーム

新居で暮らし始めて春夏秋冬のワンサイクルが過ぎると、住み心地が実感できるころです。今回、入居1年の点検にあわせて...

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外壁はモスグリーンのガルバリウム。総2階のプランながら、ストンとした真四角ではなく、ひさしを出したデザインが印象的な外観です。敷地の奥側が面している緑道は、敷地から一段下がった白樺並木の遊歩道。プランを考える際最も大切にしたのがこのロケーションを最大限に活かすこと。白樺の緑豊かな景色を取り込むため、緑道に面する東側に吹き抜けをつくり、上下に大きな開口部を設けました。春から秋までは白樺の明るいグリーンが窓越しに見え、まるで高原の別荘のような雰囲気。オーナーご夫婦はここに決めるまで半年くらい土地探しを続けたそうです。

ハウスメーカーを決める際、重視したのは第一に性能面。モデルハウスや見学会など数軒まわり、ホームページも熟読し、話を聞いた上でアシストホームに決めました。
「疑問にも丁寧に答えてくれますし、がつがつ押してきたりもしないので信頼できました。完成後も長くお付き合いするので、担当の方の人柄や相性も大事だと思います」

札幌・江田建設の注文住宅


道南杉を外壁全面に。道総研の最新技術も 札幌市中央区М邸/江田建設

取材記事 道南杉を外壁全面に。道総研の最新技術も 札幌市中央区М邸/江田建設

建て主のМさんは北海道の一次産業に関わる仕事をしていて、自宅の新築にあたっても道産木材の活用を江田建設に要望しまし...

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建て主のМさんは北海道の一次産業に関わる仕事をしていて、自宅の新築にあたっても道産木材の活用を江田建設に要望しました。特に外壁については、札幌市内の住宅施工事例を見学し、道南杉は無塗装でも不朽が起きていない、そして経年でグレーに変色している様子が楽しめることを知り、設計施工を依頼した江田建設に道南杉を外壁全面に採用することを依頼しました。

江田建設といえば、高断熱高気密、パッシブ換気システムなど、北海道の産官学が進めてきた住宅の先進技術を積極的に学び実践するほか、建築家との連携でデザイン力も鍛えてきた札幌圏の住宅業界でも一目置かれる工務店。

ご主人 江田建設さんは、断熱・気密に優れた建物で、パッシブ換気を採用しているという、私たちが希望する住まいの必要条件に加え、プランニングやデザインの要望にも柔軟に対応してもらえたのが、大きな決め手になりました。

実際の家づくりは遠隔でのやり取りだったため、Lineや電話、メールなども多く利用しました。ZOOMを使った打ち合わせや、現場写真をメールで送ってもらうなど、互いの意図を伝え合いました。

また、玄関の土間収納などは、持ち物の量や大きさを見に来てもらい、設計に反映してもらっています。フットワーク軽く対応いただけたことも、成功につながっていると思います。

札幌・シノザキ建築事務所の注文住宅


札幌でエネルギー自給自足!ブラックアウトに備える家/シノザキ建築事務所

取材記事 札幌でエネルギー自給自足!ブラックアウトに備える家/シノザキ建築事務所

最寄り駅に近く、緑にも恵まれた環境に建つ札幌市Oさん邸。高性能でデザイン性豊かな家づくりを考えていたOさんご夫妻は...

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吹き抜けやスキップフロア、中2階のように使える踊り場など、のびやかな広がりを見せるLDK。Oさん邸は建ぺい率などの制限が厳しい風致地区にありますが、その不利な条件を克服しました。自由なプランの注文住宅を実現できたのは、ビル建築のように構造計算をきちんと行って柱や梁、柱脚と基礎を独自の金物で強固につなぐSE構法を採用したからです。広々として、しかも高い耐震性を実現しました。

もともと太陽光発電を採り入れたいと考えていたOさんご夫妻。2018年の北海道胆振東部地震によるブラックアウトの経験もその思いを後押ししたといいます。篠崎社長と多方面から検討した結果、天然ガスを使うエコジョーズ+コレモと、太陽光発電+蓄電池の2つを使った『エネルギー自立型住宅』をプランしました。

コレモはガスで発電するシステム。その際に発生する排熱を暖房に利用します。余った電力はガス会社に売電もできます。ブラックアウトのような停電が起こっても、発電中であれば給湯・暖房や一部の電気機器を使い続けられます。

太陽光発電は2kWh分のパネルを設置。発電した電気は蓄電池に貯め、普段は家の照明や冷蔵庫などに使っています。ブラックアウトなどの非常時も使い続けられます。家のすべての電力をまかなうのではなく、大事なところだけ供給するという考え方で、太陽光パネルの設置数を減らし、設備コストを抑えました。

札幌・白田建築事務所の注文住宅


札幌で一人暮らしを楽しむ完全分離二世帯住宅/白田建築事務所

取材記事 札幌で一人暮らしを楽しむ完全分離二世帯住宅/白田建築事務所

白田建築事務所が手掛けるエコロジカルな住宅は、「暮らしの質」を大切にするオーナーたちから大きな支持を集めています...

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白田建築事務所が手掛けるエコロジカルな住宅は、「暮らしの質」を大切にするオーナーたちから大きな支持を集めています。今回ご紹介するAさんのお宅は、互いに単身の親子が暮らす2世帯住宅。1つの建物の左右に、プライバシーを尊重した別空間が広がっています。

ご実家近くの一軒家に住んでいたAさん。白田建築事務所で、内・外装のリフォームをしましたが、二人のお子さんが独立されたこともあり、ほどなく実家を建て替えて2世帯住宅を建てることにしました。1・2階で分けると生活音が気になることや、キッチンを別にしたいなどの希望から、左右をセパレートした構造になりました。

Aさん「自分で家を建てるのはこれが最後。やってみたいこと、好きなことを優先しました」。結果、4層になったAさんのお宅は、こだわりを形にした唯一無二の住まいになっています。

石狩・辻野建設工業の注文住宅


カフェスペースと陶芸工房がある薪ストーブの家/石狩市K邸 辻野建設工業

取材記事 カフェスペースと陶芸工房がある薪ストーブの家/石狩市K邸 辻野建設工業

季節の移ろいや自然の恵みを感じながら、北国の暮らしを楽しむ家づくりに定評のある辻野建設工業。薪ストーブの提案も積...

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Kさんのご家族は、ご夫婦と高校生・小学生2人のお子さんの4人家族。上のお子さんの小学校入学のタイミングで注文住宅を建てました。「いつかカフェや陶芸教室をやってみたいと思っていました」と奥さま。土地は駐車スペースが確保できるような間口の広い場所を、住宅にはカフェスペースと陶芸工房の併設を希望されていました。

「当初から希望していたカフェの営業を開始できて嬉しく思っています。開店してみると、もっとこうしたほうが使いやすかったかな、という部分も出てきましたが、自分たちでDIYするなど、少しの工夫で改善できるレベルです。豊かな自然や風景に恵まれたロケーションを活かした設計と、細かな要望にも丁寧に応えていただいたおかげです」

Kさんのように、「暮らす」という視点だけでなく「つくる」「集う」「招く」「もてなす」などの要素を採り入れると、住宅の設計はもっと面白くなり、住む人の暮らしも、より楽しいものになるのかもしれません。

石狩・笠井啓介建築研究所の注文住宅


デザイン+予算+要望を満たす札幌のおすすめ建築家/石狩市K邸

取材記事 デザイン+予算+要望を満たす札幌のおすすめ建築家/石狩市K邸

安心して任せられる建築家:笠井さん この記事は、 1 建築家にデザイン性の高い家を依頼したい 2 こだわりすぎて予算オ...

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以前は札幌市中心部で暮らしていたので、交通量の多さなど、お子さんたちの外出は安全面でも心配でしたが、今は、閑静な住宅街で交通量も少なく、テラスや庭も広いし、近所に公園もあるので、お子さんたちが屋外でのびのびと遊び、活発になったそうです。

屋外のテラスと室内の土間空間は、床面が同じ高さ、素材感。幅約6メートルの大きな窓で隔てられているといっても、まるで土間とテラス、室内と屋外が一体になったような広がりを感じます。家族みんなのお気に入り空間です。

Kさん:最初に予算を笠井さんに伝えました。最終的に、予算内に収まったので、とてもありがたかったです。家全体が暖かくて、床暖房の出力は5段階の3くらいに設定していたらもう十分暖かいです。住み心地にとても満足しています。

江別・船木建設の注文住宅


江別の新築・注文住宅:船木建設の家づくりとは?

取材記事 江別の新築・注文住宅:船木建設の家づくりとは?

【江別・船木建設】腕の良い大工を育てる工務店戦略 では船木建設が大工と現場監督の育成の取組について、 江別で住宅リ...

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船木建設の3代目・森木健一社長の自宅。社長自身が設計して、自社の大工が建てました。

森木健一社長:​天井の杉板や窓の大きさが室内の雰囲気を良くしていると思います。個人的な好みでいえば、すっきりしたデザインの家が好きで、天井高は2900。バランスをとるため建具をハイスタッド仕様にしました。もちろんお客様の注文住宅を建てる際は、お客様の好みを第1にプランニングします。

自宅ですから、住宅会社の社長で、家を建てるのが専門とはいえ、私の考えだけでなく、妻の要望もしっかり聞きました。特にキッチンなどは妻のアイデアを多く採用しています。水回りは見た目の美しさ、清潔感なども大事ですね。

住宅は省エネ性能や換気・暖房などはもちろん、生活動線や間取り、素材感、耐久性やメンテナンスのしやすさ、価格、30年以上たった時の家族構成なども想定したプランニングなどさまざまな気配りが必要です。

札幌・晃和住宅の注文住宅


バリアフリーのモダンな省エネ住宅/札幌市北区/晃和住宅

取材記事 バリアフリーのモダンな省エネ住宅/札幌市北区/晃和住宅

自然素材をふんだんに使った住宅から、シンプルモダンなタイプまで、幅広いデザイン・ニーズに対応し、オーナーから「顧...

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Yさんはご高齢のお母さまとの二人暮らし。数年前にご自身も足が不自由になったことから、バリアフリーの住宅を希望していました。将来、車椅子を使うことになった場合も対応できるよう、通路幅は余裕をもって約136㎝(通常の1.5倍)にし、トイレも車椅子で使用できる通常の2倍の広さを確保しています。

Yさんが最もこだわったというリビングは、広々約15畳。ソファ背面には収納ボードと棚を造作。棚の上にはプロジェクターが設置されています。ホームシアターの配線は、吹き抜けの梁の中と、床下にも収まっています。

Yさん:晃和住宅さんのプロのサポートが大変有り難かったです。使用する住宅資材によってその後の保険料が大きく変わることや、気密・断熱などの住宅性能が基準を上回ると札幌市から補助金を得られることなど、制度的なことも含め、1つひとつ相談しながら選択していきました。

Yさんは札幌市の札幌版次世代住宅基準でスタンダードを希望。UA値0.28W以下、暖房や換気のエネルギーが国の省エネ基準よりも4割省エネになるなど、高いレベルの省エネ住宅が完成しました。

札幌・アシストホームの注文住宅


抜群の家事動線&収納力で、共働き夫婦が暮らしやすく 札幌市北区K邸

取材記事 抜群の家事動線&収納力で、共働き夫婦が暮らしやすく 札幌市北区K邸

木の温もりを活かした大らかな空間設計に一目惚れ 札幌市北区の閑静な住宅街。公園には雪が積もり美しい雪野原になってい...

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木を沢山採り入れた温かみのある注文住宅を希望していたKさん夫妻。リビングの高天井にはウェスタンレッドシダー、テレビ壁面にはウォルナットのウッドタイルを採用しました。床材は素足にも肌触りが良いナラの無垢フローリングが使われています。

リビング横の和室は希望していた間取りのひとつで、来客の際には寝室として、子ども連れのお友達が集まった時にはプレイルームとして使うなど、重宝しているそう。LDKから見渡せるオープン設計なので、目が行き届くとお友達にも好評です。

共働きで、帰宅後は一緒にキッチンに立つことも多いKさん夫妻。奥さまは、特にキッチンをはじめとする水回りの動線にこだわりました。

洗面室とユーティリティーの背面側には可動棚。収納ボックスがキレイに収められる絶妙の奥行きです。洗濯する、干す、乾燥した服をたたむ、アイロンを掛ける、収納するという一連の作業をユーティリティーで完結することができる、夢のような動線と収納計画。家事を楽に、楽しくする工夫が満載です。

札幌・拓友建設の注文住宅


UA値0.167W!!札幌のトップランナー住宅/拓友建設

取材記事 UA値0.167W!!札幌のトップランナー住宅/拓友建設

マイホームを建てようと札幌市内に土地を購入したHさん。それまでは賃貸住まいで、ストーブのある部屋以外は寒さを我慢し...

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Hさん邸は、5ランクある札幌版次世代住宅基準で一番厳しいランクであるトップランナーの認定を取得しています。「トップランナー」は日本でもっとも厳しい公的な基準です。これをクリアすれば光熱費は大幅に下がり、維持費も安くなります。もちろん暖かくて快適な家になります。

「高断熱だから窓は小さい」そんなイメージと正反対なのは、窓も断熱性と気密性に優れた高性能品を採用しているからです。ただし、道路から室内が丸見えにならないよう、写真右側のようにフェンスを設けています。フェンスの内側は3人のお子さんが安心して遊べる中庭にしました。

Hさん:冬の日中は、リビングに光が入ってとても暖かいんですよ。逆に夏は暑さを感じなくて、遊びに来た友人に『冷房を入れてるの?』と聞かれるほど。建てる前に説明を受けてはいましたが、日差しのコントロールはすごく重要なんだなと実感しましたね。ここまで私たちに寄り添ってくれたおかげで、すべてを納得するまで決めることができました。打ち合わせの間も楽しかったし、暮らしていても本当にストレスフリーの家です。

札幌・ブレイン札幌の注文住宅


独自床暖房の快適設計&高天井のリビングの家/石狩市・ブレイン札幌

取材記事 独自床暖房の快適設計&高天井のリビングの家/石狩市・ブレイン札幌

高断熱・高気密と高いデザイン性に一目惚れ。最後の決め手は社長の人柄 石狩市内の緑豊かな住宅街にブレイン札幌で新築し...

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30歳を機にマイホームを考えはじめたというFさん。様々な会社の建物を何棟も見てきた中で、南あいの里で公開されていたブレイン札幌のオープンハウスを訪ね、やっと「しっくり来た」とご主人。

キッチンと回遊式につながるユーティリティーは大人が二人並んで使えるよう、洗面化粧台は約135㎝幅のゆったりサイズになっています。鏡も特注。照明は、当初のプランでは1つだったところ、明るさを心配した現場の棟梁のアドバイスで2つに増やしたそうです。「タオルハンガーひとつでも、一番使いやすい位置を考えて提案してくださり、実際に現場でいただくアドバイスは本当に助かりました」と奥さま。

ダーク・グレーのアクセント・カラーで統一したインテリア。壁紙は、奥さまの好みを担当のインテリア・コーディネーターが汲みとって探してくれたもの。まるで吊戸棚とセット商品のようです。

札幌・リビングワークの注文住宅


成長した家族の暮らしに合わせた快適設計 札幌市K邸/リビングワーク

取材記事 成長した家族の暮らしに合わせた快適設計 札幌市K邸/リビングワーク

札幌市内の閑静な住宅街にKさんのお宅はあります。新居は、成長した子どもたちと快適に暮らすことができる生活動線や、吹...

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Kさんは当初、なかなか理想の土地に出合えず、中古物件付の土地を購入。リフォームを視野に入れた家づくりを考えていたそう。「すでに数社に相談をしていましたが、リフォームか、建て替えて新築をするか迷っていました。リビングワークさんはどちらも手掛けているし、何より三好さんの丁寧でまじめな対応が信頼できたので、依頼を決めました」

キッチンは、コーナーに配した大きな窓から光が降り注ぐ、明るい空間になりました。リズミカルなスケルトン階段が視線を上にも誘い、空間に広がりを感じさせます。

ウォークインクローゼットの横にはユーティリティーがあり、洗濯→乾燥→収納の作業をこの2か所で済ませることができるコンパクトな家事動線も魅力です。「将来はこのクローゼットと客間を合体させ、収納付きの寝室にすることも出来ます」と三好さん。Kさんご夫婦は、将来的に1階だけで生活ができる間取りを希望しており、現状の使いやすさだけでなく、先を見据えた設計になっています。

札幌・SUDOホーム(須藤建設)の注文住宅


それぞれの趣味を楽しむ・つながる、シニア夫婦の家/札幌 SUDOホーム

取材記事 それぞれの趣味を楽しむ・つながる、シニア夫婦の家/札幌 SUDOホーム

交通量の多いバス通りと、一本奥に入った裏通りに挟まれて建つF邸。 最初は西側のバス通りに正面玄関を設けるつもりでし...

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交通量の多いバス通りと、一本奥に入った裏通りに挟まれて建つF邸。

最初は西側のバス通りに正面玄関を設けるつもりでしたが、人通りが多く車を出し入れしづらいため、東側の裏通りに駐車用のピロティと正面玄関を設けました。ところが、徒歩の場合だと裏通りから出ると、かなりの回り道。
結果、東西に2つの出入り口がある「通り土間」でつながるユニークな設計が使い勝手良く、重宝しています。

「土地を見て、その地を活かす家を提案するというSUDOのコンセプトが気に入りました。木を素材に多用していること、自社大工が施工することも安心だった」とFさま。「夫婦それぞれ趣味を楽しめるスペースがあること」「明るいこと」「間仕切りが少なくて開放感があること」が主な要望でした。

外から見ると、大きく2つに分かれているのに、中はまるごと一体になっている不思議な設計。床や梁に使っているパイン系の木材は、日に当たると少しずつ色が焼け、だんだんと飴色のような風合いになっていく経年変化も楽しめます。

「かっこいいとかオシャレではなく、自分たちが楽しい家がいい」と奥さま。客人が来ると、そのコレクションの量に驚き、興味深く眺めていくそうです。

札幌・北一タカハシ建設の注文住宅


三州瓦やこだわりの和室。家族の思い出も受け継ぐ家 札幌市南区・Aさん

取材記事 三州瓦やこだわりの和室。家族の思い出も受け継ぐ家 札幌市南区・Aさん

白と黒で重厚な雰囲気の外観。ガレージも造作です まるで料亭のような、和のテイスト満点の玄関ポーチ 最新式のアイラン...

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白と黒を基調とした重厚感のある外観。化粧玉石が敷かれ、和風の玄関灯が下がった長い玄関ポーチ。付け書院と床の間がある本格的な和室。付け書院の窓には雪見障子。日がよく当たって明るい縁側。家族や親戚が集まって楽しく過ごせる縁側や和室を望んだ施主の思いが実現した注文住宅です。棟梁の提案で八角形の大きな大黒柱、高橋社長の住宅性能へのこだわりや雪に強い愛知県産の三州瓦なども魅力です。

決まったプランのあるハウスメーカーで家を建てた知人が、細かいところを思ったように作れなかったと不満を抱いていたことから、「大工さんがいる会社」を雑誌を見て調べ、資料請求をしました。高橋一彦社長から話を聞き、寺社の建設を手掛ける宮大工が家づくりをすることや、高い住宅性能へのこだわりに納得できたと言います。

「本格的な日本間を作れる会社は少ないのが実状ですが、私たちは以前住んでいた家のイメージが強く、和室が欲しかった。それに、宮大工が作ってくれるなんてすごい!と二人とも感激しました」とご主人。

石狩・丸三ホクシン建設の注文住宅


家の前からすぐ登山!自然大好きなご夫婦の家

取材記事 家の前からすぐ登山!自然大好きなご夫婦の家

道外出身で、北海道の自然に惹かれて定住したご主人。 登山やスキーなどアウトドアが趣味の奥様。 二人が暮らす住まいは...

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玄関を開けると見上げるほど高い天井。玄関の広い土間に目を落とすと、クマの足跡やお花の形の石。奥様の山の道具も土間床暖房ですぐ渇く。「リビングからすべてのお部屋につながるほぼワンルームのような開放的な家」はまさに注文住宅のなせる技です。

キッチンの壁はレンガ貼り。書斎からは山が見渡せます。寝室にはたっぷりな収納と趣味が楽しめる空間。中庭は適度に外からの視界を遮る落ち着いた空間。大工さん手作りの洗面台やカヌーを天井に収納できるガレージ、屋根裏はご主人の作業部屋までありました。

以前は、家を建てる願望は全くなかったというご夫婦。知人から「いい家を作っている会社があるよ」と聞いたのが丸三ホクシン建設。

無垢の木などナチュラルな素材を・・・
年月を重ねるほど風合いが良くなるものを・・・
この点でご主人と丸三ホクシン建設の住まい作りは一致しました。

最初の提案からご夫婦の希望にぴったり合っていたといいます。
「私たちの中にある感性が、ホクシンさんにあるという感じでした」と奥さまは振り返ります。

札幌・サンケイ建匠の注文住宅


リビングと趣味の空間を心地良く。自然光に包まれた光庭のある家/札幌市・Kさん

取材記事 リビングと趣味の空間を心地良く。自然光に包まれた光庭のある家/札幌市・Kさん

緑豊かなロケーションを生かした大空間のリビングが見どころのK邸。採光に不利な北東側にはライトコート(光庭)を設け...

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総タイル張りの端正な外観。天井高約3・5メートルのリビングは突き抜けるような開放感。夫婦二人の生活になった時のことも踏まえた一階だけでも生活が完結する間取り。調湿機能と臭いを吸着する効果がある塗り壁。専用の熱交換換気システムと床下に敷き詰めた調湿剤により温度・湿度と空気質をコントロールして快適な住空間を創る「ファース工法」。家族が奥様の料理の様子を見られる対面式キッチン。光庭(ライトコート)でどの部屋も明るくなる採光計画。音響会社と連携した専用のピアノ室などこだわり満載。

ご主人:ファースの家の見学会でサンケイ建匠さんを知りました。スタイリッシュなデザインに惹かれましたが、それ以上に構造や性能など目に見えない部分を丁寧に造る姿勢に共感し、施工をお願いしました。我が家だけが特別なのかと思うほど親切に対応して頂きました。前の家は冬になると足下が冷えて辛かったのですが、今年は快適。部屋が暖かいと朝の仕事が効率良く進みます。

札幌・アウラ建築設計事務所の注文住宅


歳をとってもアクティブに。安心・安全な和風モダンの家/札幌市・Aさん/アウラ建築設計事務所

取材記事 歳をとってもアクティブに。安心・安全な和風モダンの家/札幌市・Aさん/アウラ建築設計事務所

加齢による身体機能の低下に対応する機能と元気な時も違和感なく暮らせる快適さを備えた落ち着いた佇まいの住まい。設計...

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以前の自宅を子世帯に譲り、マイホームを新築したAさん。
「高齢者向けマンションではなく、庭のある一戸建てを選びました。これから建てるなら、車椅子が必要になっても安心して住み続けることのできる家じゃないと」

当初はハウスメーカーと交渉を進めていましたが、バリアフリー仕様に加えて多趣味で活動的な今のライフスタイルに合った住まいを望んでいたAさんにとって満足できないプランでした。そんな時、山下さんが設計した知人の家を見学。

「型にはまらないユニークな設計がひと目で気に入り、すぐに図面を描いてもらいました。山下さんご自身も気さくでバリアフリー住宅の設計経験が豊富な方。プランの変更にも根気よく付き合って下さいました」

ガーデニングを満喫できる戸建て住宅。将来車椅子を利用することになっても快適に暮らせるユニバーサルデザイン。特に階段の滑り止め対策や、トイレに2つの部屋どちらからでも入れる設計上の工夫など独自の工夫も。実際に暮らしてみると、トイレや脱衣室も暖かい快適な住まいでした。

札幌・北渡建設の注文住宅


すべての部屋に光が降り注ぐ上質な空間、パティオのある家/札幌市Hさん 北渡建設

取材記事 すべての部屋に光が降り注ぐ上質な空間、パティオのある家/札幌市Hさん 北渡建設

札幌市内の、緑がゆたかでスーパーや地下鉄も利用しやすい閑静な住宅街に、Hさん邸があります。「建てるなら、もう北渡...

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全面ガラス張りのリビングにパティオから明るい陽射しが入る一方、高い断熱性能で寒さはシャットアウト。ハウスメーカーでは注文住宅とはいえ制限が多いことを知っていたオーナーは、高い施工力を誇る北渡建設を選びました。真面目で裏表無くきちんと説明してくれる渡部社長の人柄を信用したとのこと。上質なデザインと暮らしやすさの両立を相談しあいながら実現させていきました。

「間取りから造作の一つ一つまで、本当に細かくお願いしました。北渡さんもよく投げ出さなかったな、とも思います。"家は3軒建てて理想の家になる"と言いますが、私たちにとってはこれが理想の家です」とご夫妻。

札幌・リーベンホームの注文住宅


デザイン面ではクールさと可愛らしさの両立、性能や仕様面では断熱性能や室内の明るさなどを重視した3世代住宅。

「朝起きて、リビングに来ると、暮らし始めた最初の頃は『あれ?昨日電気消し忘れて寝ちゃったかな?』と思ってしまうほど、リビングが明るいんです」と話してくれた奥さま。大きな吹き抜け空間に配置された窓が、陽射しをたっぷり室内に取り入れてくれます。これだけ大きな吹き抜け空間を採用しても、高性能のウレタン断熱を施工しているため、エアコン一台で一階の暖房は十分暖かく、パネルヒーターは設置していますが使うことはないそうです。

もともと奥さまは家づくりを計画した際、クール&モダンなデザインの家を望んでいました。でも、娘さんの要望を聞いているうちに、可愛らしい要素も取り入れて、そしておばあちゃんのためにバリアフリーで暖かく、明るい家にもしようということになり、設計施工を担当したリーベンホームとの打ち合わせを重ねるうちに現在のプランにまとまったそうです。

さいごに...

以上、いえズーム(iezoom)で掲載された注文住宅の一部をご紹介させていただきました。注文住宅は、オーナーの要望に添った家づくりができるだけでなく、住宅会社が家づくりを考える過程でさまざまな提案をしてくれます。家族の現在と未来のライフスタイルを一緒に考え、家作りを楽しむ貴重な機会にもなります。札幌圏の地場住宅会社と一緒に、じっくり、納得のいく注文住宅による家づくり。ぜひチャレンジしてみませんか?

参考記事



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目次


2017年02月現在の情報です。詳細は各社公式サイト・電話等でご確認ください。